宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:42)
一昨日、M3.3の中規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/15 --- ---
4/14 --- ---
4/13 12:30 C1.9
04:50 M3.3
03:38 C2.2

黒点  4/15 (NOAA)
磁場 フレア
1718 12 βγ M3
1719 11 βγ C2
1721 13 β ---
1722 4 β ---
1723 8 β ---
1724 3 α C2

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:36 426 +8.6
-2 h 452 +10.9
-4 h 448 +11.0
-6 h 445 +10.2
-8 h 455 +8.9
-10 h 458 +4.0
-12 h 466 +5.8

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -25 -/ -
-2 h -25 -/ -
-4 h -25 -/ -
-6 h -21 -/ -
-8 h -26 -/ -
-10 h -25 -/ -
-12 h -22 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.5 6x10^1
4/15 1.5 1x10^2
4/14 4.8 8x10^2
4/13 14.7 6x10^2
4/12 114.0 7x10^2
4/11 104.0 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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AIA304動画 (SDO)
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EIT284 (SOHO)
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Dst予測 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 4/10 11:34 350km/秒の低速太陽風が続いています。太陽では小さなフレアが続いています。
2013/ 4/11 11:32 C3〜4の小規模フレアが3回発生しています。太陽風はやや低速で穏やかです。
2013/ 4/12 12:32 M6.5の中規模フレアが発生し、CMEによる太陽風の乱れが到来しそうです。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。
2013/ 4/13 13:59 M3の中規模フレアが起きました。太陽風の乱れが近づいています。オーロラが強まる可能性があります。
2013/ 4/14 12:03 太陽風の乱れが到来して、速度は500km/秒に上がっています。現在の磁気圏は静かです。
最新のニュース

2013/ 4/15 11:42 更新
太陽風の速度は低下して、乱れは終わりつつあります。太陽も穏やかです。

担当 篠原

昨日の朝、500km/秒に達する太陽風の乱れが到来しましたが、
その後速度はゆっくりと低下して、
現在は420km/秒と平均的な状態に戻っています。

一方、磁場強度の強まりは残っていて、
現在も10nT前後で推移しています。
しかし、注目していた磁場の南北成分は、今回は北寄りのままになり、
磁気圏への影響は限定的でした。
AE指数では、300〜400nT程度の小規模の変化が発生した程度です。


27日周期の図で前周期(3月17〜18日頃)の変化と比較すると、
今回の太陽風速度の変化は1日程度で終わっていて、
擾乱の規模が小さかったことがよく分かります。

この後は、太陽風の磁場も次第に弱まって、
太陽風は穏やかな状態に戻るでしょう。


太陽では、フレアの活動度が低下しています。
昨日のニュース以降、Cクラスに達する変化は起きませんでした。

黒点はそれなりに見えているのですが、活発な群はないようです。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。