宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/ 4/13 13:59 更新 M3の中規模フレアが起きました。太陽風の乱れが近づいています。オーロラが強まる可能性があります。 担当 篠原 早朝、13日5時(世界時12日20時)に、 太陽の北西の1718黒点群で、M3.3の中規模フレアが発生しました。 一昨日のM6は1719黒点群でしたが、 今日はもうひとつの目立つ黒点群、1718群の活動でした。 この2つの黒点群では、 この他にもC1〜2の小規模フレアが6回ほど発生しています。 引き続き、C、Mクラスのフレアが発生するかもしれません。 太陽風は、450km/秒から430km/秒と若干速度を落としながら、 平均的な速度レベルで安定した状態が続いています。 磁場強度も、5nTと平均的な値を保っています。 磁場の南北成分は比較的北寄りのため、磁気圏も概ね静穏で、 AE指数は時々小さな変化が発生している程度です。 現在、M6.5フレアに伴って発生したCMEによる太陽風の擾乱が 地球に近づいていると思われます。 フレアの発生が11日16時(世界時11日7時)だったので、 その2日後にあたる今日の夕方くらいから、明日にかけて、 太陽風の速度や磁場の急な乱れが到来しそうです。 磁場強度が強まって、南向きに大きく振れると、 磁気圏に大きなエネルギーが流れ込み、 激しいオーロラや磁気嵐が発生する可能性があります。 今後のACE衛星のデータに注目してください。 M6フレアに伴って強まっていた、非常に高速の陽子は、 ゆっくりと減少しています。 警戒ラインの10の線を割ったところです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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