宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:59)
今日、M3.3の中規模フレアが発生しました。
また、M6.5の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線が強くなっています。放射線帯電子は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/13 12:30 C1.9
04:50 M3.3
03:38 C2.2
4/12 13:03 C2.2
07:47 C4.0
4/11 21:41 C2.2
19:26 C6.2
19:08 C4.2
15:54 M6.5
08:30 C3.9
03:50 C4.2
02:57 C3.4

黒点  4/13 (NOAA)
磁場 フレア
1711 1 α C1
1714 1 α ---
1718 23 βγ M3
1719 22 βγ M7
1721 17 βγ C4
1722 4 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:45 425 +1.0
-2 h 428 -1.0
-4 h 422 -0.5
-6 h 439 +1.2
-8 h 443 +2.0
-10 h 445 +2.0
-12 h 436 +1.3

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -16 -/ -
-2 h -15 -/ -
-4 h -14 -/ -
-6 h -13 -/ -
-8 h -14 -/ -
-10 h -15 -/ -
-12 h -12 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 6.8 3x10^2
4/13 14.7 6x10^2
4/12 114.0 7x10^2
4/11 104.0 1x10^3
4/10 0.3 9x10^2
4/ 9 0.3 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 4/ 8 12:36 太陽風は低速風が続いています。カナダで撮影されたオーロラとパンスターズ彗星をどうぞ。
2013/ 4/ 9 12:03 低速の太陽風が続いています。太陽ではC1〜2のフレアが発生しています。
2013/ 4/10 11:34 350km/秒の低速太陽風が続いています。太陽では小さなフレアが続いています。
2013/ 4/11 11:32 C3〜4の小規模フレアが3回発生しています。太陽風はやや低速で穏やかです。
2013/ 4/12 12:32 M6.5の中規模フレアが発生し、CMEによる太陽風の乱れが到来しそうです。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2013/ 4/13 13:59 更新
M3の中規模フレアが起きました。太陽風の乱れが近づいています。オーロラが強まる可能性があります。

担当 篠原

早朝、13日5時(世界時12日20時)に、
太陽の北西の1718黒点群で、M3.3の中規模フレアが発生しました。
一昨日のM6は1719黒点群でしたが、
今日はもうひとつの目立つ黒点群、1718群の活動でした。

この2つの黒点群では、
この他にもC1〜2の小規模フレアが6回ほど発生しています。
引き続き、C、Mクラスのフレアが発生するかもしれません。


太陽風は、450km/秒から430km/秒と若干速度を落としながら、
平均的な速度レベルで安定した状態が続いています。
磁場強度も、5nTと平均的な値を保っています。

磁場の南北成分は比較的北寄りのため、磁気圏も概ね静穏で、
AE指数は時々小さな変化が発生している程度です。


現在、M6.5フレアに伴って発生したCMEによる太陽風の擾乱が
地球に近づいていると思われます。
フレアの発生が11日16時(世界時11日7時)だったので、
その2日後にあたる今日の夕方くらいから、明日にかけて、
太陽風の速度や磁場の急な乱れが到来しそうです。

磁場強度が強まって、南向きに大きく振れると、
磁気圏に大きなエネルギーが流れ込み、
激しいオーロラや磁気嵐が発生する可能性があります。
今後のACE衛星のデータに注目してください。


M6フレアに伴って強まっていた、非常に高速の陽子は、
ゆっくりと減少しています。
警戒ラインの10の線を割ったところです。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽放射線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。