宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:03)
今日、C2.2の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/ 9 09:13 C2.2
00:42 C1.6
4/ 8 00:56 C3.1
4/ 7 09:46 C1.6
06:15 C1.7

黒点  4/ 9 (NOAA)
磁場 フレア
1711 5 β ---
1713 16 β C2
1714 3 β C2
1716 1 α ---
1717 2 β ---
1718 34 β C3
1719 16 βγ C2
1720 5 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:56 371 +0.2
-2 h 374 +0.6
-4 h 363 +1.4
-6 h 349 +1.8
-8 h 339 -0.1
-10 h 338 -1.1
-12 h 338 +0.7

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 0 -/ -
-2 h 2 -/ -
-4 h -7 -/ -
-6 h 1 -/ -
-8 h 0 -/ -
-10 h -9 -/ -
-12 h 0 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 6x10^2
4/ 9 0.3 1x10^3
4/ 8 0.4 1x10^3
4/ 7 0.3 2x10^3
4/ 6 0.3 4x10^3
4/ 5 0.3 4x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 4/ 4 12:32 太陽風は290km/秒とかなり低速です。久しぶりにCクラスフレアが発生しています。
2013/ 4/ 5 10:52 太陽風は280km/秒と低速の状態が続いています。太陽も穏やかです。
2013/ 4/ 6 09:40 太陽の東端から活動的な領域が現われ、M2の中規模フレアが発生しました。
2013/ 4/ 7 09:10 太陽風は低速の風が続いています。Cクラスフレアが続いています。
2013/ 4/ 8 12:36 太陽風は低速風が続いています。カナダで撮影されたオーロラとパンスターズ彗星をどうぞ。
最新のニュース

2013/ 4/ 9 12:03 更新
低速の太陽風が続いています。太陽ではC1〜2のフレアが発生しています。

担当 篠原

太陽風の速度は、350km/秒付近で安定しています。
磁場強度も、4〜5nTでほとんど変化なく、
穏やかな太陽風が続いています。

磁場の南北成分は、0nTから北寄りで変化しており、
磁気圏も静穏です。
AE指数のグラフは小さな変化が見られる程度です。


27日周期の図を見ると、
前周期は3月14日まで速度の遅い太陽風が続き、
15日以降450km/秒程度とやや高速の風に変わっています。
(17日の大きな上昇は、CMEによる突発性の変化です)
この変化を参考にすると、太陽風は今日、明日くらいまで低速の状態が続き、
その後、速度が一段上がる可能性があります。

磁場強度の強まりから始まりそうなので、ACEの変化に注目してください。


太陽は、東端の1713黒点群、中央の1718黒点群がやや発達しています。
そして、1713群や1714群でC1〜2の小規模フレアが3回発生しています。
現状程度の活動がしばらく続きそうです。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。