宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2013/ 4/ 5 10:52 更新 太陽風は280km/秒と低速の状態が続いています。太陽も穏やかです。 担当 篠原 とても速度の遅い太陽風が続いています。 昨日のニュースの後、320km/秒へ少しだけ上がったのですが、 その後また低下して、現在は280km/秒と再び300km/秒を割っています。 磁場強度は、5nTと平均的な値になっています。 南北成分は、南を向いている時間が長く、 振れ幅も-3nTを前後する程度に強まっています。 このため、AE指数では200〜300nTくらいの 小規模の変化が観測されています。 速度が遅いこともあり、変化の規模は小さい様ですが、 昨夜のアラスカのライブカメラでは、 なかなかきれいなオーロラを見ることができました。 27日周期の図の前周期(3月9日以降)にあるように、 かなり低速の太陽風はこのまましばらく続きそうです。 太陽は、中央の1713黒点群の黒点が増加しています。 C1.2の小規模フレアも起こしていますが、 太陽全体としては穏やかな状態です。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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