宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:10)
今日、C1.7の小規模フレアが発生しました。
また、M2.2の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/ 7 06:15 C1.7
4/ 6 02:32 M2.2
4/ 5 15:18 C2.1

黒点  4/ 6 (NOAA)
磁場 フレア
1708 1 α ---
1710 6 β ---
1711 6 β ---
1713 19 β ---
1714 1 α ---
1715 5 β C1
1716 2 α ---
1717 3 α C1
1718 2 α C2
1719 1 α M2

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
08:48 340 -2.0
-2 h 336 -2.1
-4 h 336 -1.5
-6 h 342 -2.2
-8 h 348 -1.1
-10 h 346 -1.3
-12 h 354 -0.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:30 6 -/ -
-2 h 7 -/ -
-4 h -1 -/ -
-6 h 9 -/ -
-8 h 4 -/ -
-10 h 13 -/ -
-12 h 8 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^3
4/ 7 0.3 2x10^3
4/ 6 0.3 4x10^3
4/ 5 0.3 4x10^3
4/ 4 0.4 7x10^3
4/ 3 0.5 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CSSDP)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 4/ 2 12:21 太陽風は350km/秒の低速風になりました。パンスターズ彗星とオーロラの写真をどうぞ。
2013/ 4/ 3 12:35 太陽風は340km/秒と低速です。3月の黒点数は57.9でした。
2013/ 4/ 4 12:32 太陽風は290km/秒とかなり低速です。久しぶりにCクラスフレアが発生しています。
2013/ 4/ 5 10:52 太陽風は280km/秒と低速の状態が続いています。太陽も穏やかです。
2013/ 4/ 6 09:40 太陽の東端から活動的な領域が現われ、M2の中規模フレアが発生しました。
最新のニュース

2013/ 4/ 7 09:10 更新
太陽風は低速の風が続いています。Cクラスフレアが続いています。

担当 篠原

南極の昭和基地の全天カメラで撮影されたオーロラの動画を掲載します。
月の無い暗い空の中で、天の川との共演です。
昭和基地の全天カメラは、10秒間隔で写真が公開されているので、
オーロラの動きをより滑らかに見ることができます。


太陽風の速度は、
昨日のニュースの後に半日ほどかけて350km/秒へ少し上がりました。
磁場強度は、速度が上がる頃に7nTに少し高まって、
現在は4nTに戻っています。

太陽風の変化は小さなもので、低速である状況は変わっていません。
27日周期の図を見ると、変化の大まかな様子を見ることができます。
穏やかな太陽風はこのまま続きそうです。


AE指数は小さな変化がいくつか見えています。
太陽風磁場の南北成分が比較的南寄りに振れているためでしょう。
最初に紹介した昭和基地のオーロラの動画もこの変化の一部です。


太陽は、北東の1718黒点群などで、C1のフレアが7回発生しています。
全体の活動度が少し上がっているようで、
この後もフレアが続く可能性があります。



南極の昭和基地で、全天カメラにより撮影されたオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。