宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/ 4/ 6 09:40 更新 太陽の東端から活動的な領域が現われ、M2の中規模フレアが発生しました。 担当 篠原 太陽の東端から、活動的な領域が現われました。 昨日、5日15時(世界時5日6時)に、C2.1の小規模のフレアが発生し、 続いて、6日1時半(世界時5日17時半)に、 M2.2の中規模フレアが発生しました。 活動の様子を、SDO衛星AIA304の動画で紹介します。 C2.1フレアは、まだ太陽の裏側だったのか、 発生後と思われるループ状のプロミネンスの輝きだけが見えています。 続いて、M2.2による激しい輝きが発生します。 C2.1フレアはX線の変化が長時間続くタイプで、 その後、CMEの噴出がSOHO衛星LASCO C3カメラで観測されています。 地球からは横方向に噴き出しているので、影響はないでしょう。 太陽の可視光写真では、新しい黒点も見えています。 1719黒点群と番号が付けられました。 この黒点群の今後の活動に注目してください。 太陽風は、300km/秒を割ったかなり低速の状態が続いています。 昨日のニュースの後、速度は250km/秒まで下がりました。 その後、280km/秒に少し上がっていますが、 この遅い太陽風は、まだ続きそうです。 磁場強度は、5〜6nTと平均的な状態で安定しています。 AE指数はほとんど変化がなく、磁気圏は静穏です。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SOHO衛星LASCO C3カメラによる、太陽の東端で発生したCME。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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