宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:40)
今日、M2.2の中規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/ 6 02:32 M2.2
4/ 5 15:18 C2.1
4/ 4 03:32 C1.7

黒点  4/ 6 (NOAA)
磁場 フレア
1708 1 α ---
1710 6 β ---
1711 6 β C2
1713 19 β C1
1714 1 α ---
1715 5 β ---
1716 2 α ---
1717 3 α ---
1718 2 α ---
1719 1 α M2

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:37 290 -1.0
-2 h 277 -0.3
-4 h 269 +0.1
-6 h 253 -0.9
-8 h 270 -0.8
-10 h 260 +1.1
-12 h 254 +1.0

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:30 17 -/ -
-2 h 16 -/ -
-4 h 25 -/ -
-6 h 14 -/ -
-8 h 22 -/ -
-10 h 11 -/ -
-12 h 19 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 4x10^3
4/ 6 0.3 4x10^3
4/ 5 0.3 4x10^3
4/ 4 0.4 7x10^3
4/ 3 0.5 1x10^4
4/ 2 0.5 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 4/ 1 11:47 太陽風の速度は450km/秒へ下がり、高速太陽風は終わりつつあります。
2013/ 4/ 2 12:21 太陽風は350km/秒の低速風になりました。パンスターズ彗星とオーロラの写真をどうぞ。
2013/ 4/ 3 12:35 太陽風は340km/秒と低速です。3月の黒点数は57.9でした。
2013/ 4/ 4 12:32 太陽風は290km/秒とかなり低速です。久しぶりにCクラスフレアが発生しています。
2013/ 4/ 5 10:52 太陽風は280km/秒と低速の状態が続いています。太陽も穏やかです。
最新のニュース

2013/ 4/ 6 09:40 更新
太陽の東端から活動的な領域が現われ、M2の中規模フレアが発生しました。

担当 篠原

太陽の東端から、活動的な領域が現われました。
昨日、5日15時(世界時5日6時)に、C2.1の小規模のフレアが発生し、
続いて、6日1時半(世界時5日17時半)に、
M2.2の中規模フレアが発生しました。

活動の様子を、SDO衛星AIA304の動画で紹介します。
C2.1フレアは、まだ太陽の裏側だったのか、
発生後と思われるループ状のプロミネンスの輝きだけが見えています。
続いて、M2.2による激しい輝きが発生します。

C2.1フレアはX線の変化が長時間続くタイプで、
その後、CMEの噴出がSOHO衛星LASCO C3カメラで観測されています。
地球からは横方向に噴き出しているので、影響はないでしょう。

太陽の可視光写真では、新しい黒点も見えています。
1719黒点群と番号が付けられました。
この黒点群の今後の活動に注目してください。


太陽風は、300km/秒を割ったかなり低速の状態が続いています。
昨日のニュースの後、速度は250km/秒まで下がりました。
その後、280km/秒に少し上がっていますが、
この遅い太陽風は、まだ続きそうです。

磁場強度は、5〜6nTと平均的な状態で安定しています。

AE指数はほとんど変化がなく、磁気圏は静穏です。



SDO衛星AIA304による、太陽の東端で見られた活発な動き。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SOHO衛星LASCO C3カメラによる、太陽の東端で発生したCME。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。