宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:21)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/ 2 --- ---
4/ 1 --- ---
3/31 --- ---

黒点  4/ 2 (NOAA)
磁場 フレア
1704 4 β ---
1707 4 β ---
1708 2 α ---
1710 7 β ---
1711 6 β ---
1712 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:17 362 -0.3
-2 h 370 -1.0
-4 h 393 -1.3
-6 h 410 +0.4
-8 h 415 +0.2
-10 h 421 -1.0
-12 h 422 -0.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -28 -/ -
-2 h -22 -/ -
-4 h -24 -/ -
-6 h -24 -/ -
-8 h -25 -/ -
-10 h -26 -/ -
-12 h -28 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 7x10^3
4/ 2 0.4 1x10^4
4/ 1 0.4 8x10^3
3/31 0.4 8x10^3
3/30 0.4 2x10^3
3/29 0.3 4x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
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STEREO (STEREO)
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Dst (京都大学)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 3/28 10:49 500km/秒の高速太陽風が到来しました。オーロラの活動が高まっています。
2013/ 3/29 10:24 太陽風は平均的な速度に下がりました。太陽も静穏です。
2013/ 3/30 10:42 太陽風は550km/秒の高速風に戻っています。磁気圏の活動も強まっています。
2013/ 3/31 10:30 500km/秒台の高速太陽風が続いています。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。
2013/ 4/ 1 11:47 太陽風の速度は450km/秒へ下がり、高速太陽風は終わりつつあります。
最新のニュース

2013/ 4/ 2 12:21 更新
太陽風は350km/秒の低速風になりました。パンスターズ彗星とオーロラの写真をどうぞ。

担当 篠原

ロシア、ムルマンスクの福島さんより、
パンスターズ彗星とオーロラのランデブー写真が届きました。
ムルマンスク中部にお住まいのヴァレンチン・ジガーノフ氏による
3月30日の撮影とのことです。

パンスターズ彗星とオーロラが重なるタイミングを捉えた美しい写真です。
下の山並みはヒビノ山脈だそうです。
右下の拡大写真の彗星も見応えがあります。

山のすぐ近くまで星がきれいに見えていて、
透明度の高い良い空の様ですね。
日本の低空は春霞で厳しいので、とてもうらやましいです。

旬の写真をどうもありがとうございます。

そのパンスターズ彗星ですが、4月3〜6日にかけて、
アンドロメダ大星雲に接近します
国立天文台による観測ガイドをご覧ください。
明け方の方がより高度が高くなるので観望条件が良いそうです。
双眼鏡や望遠鏡などが必要ですが、
アンドロメダ大星雲と一緒だと見つけやすくなるので、
挑戦しやすいのではないでしょうか。
鹿児島の天気予報では、チャンスは明日と明後日の朝の様です。



太陽風は速度の低下が続き、今朝、400km/秒を割り、
現在は更に下がって、350km/秒と低速状態に変わっています。
磁場強度も、3〜4nTから一段下がって、2nTに弱まっています。

27日周期の図で前周期に見られたように、
これからしばらく低速の穏やかな太陽風が続くのかもしれません。


放射線帯の高エネルギー電子は、落ち着いていますが、
昨日よりも少し増えて、ちょうど10,000の線に達しています。
太陽風が穏やかになったので、減少はゆっくり進むと思われます。


太陽は、X線には小さな変化がある程度で、
穏やかな状態が続いています。



3月30日にムルマンスク中部でヴァレンチン・ジガーノフ氏により撮影された、パンスターズ彗星とオーロラ。
(c) 福島留美氏、ヴァレンチン・ジガーノフ氏


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。