宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:47)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/ 1 --- ---
3/31 --- ---
3/30 --- ---

黒点  4/ 1 (NOAA)
磁場 フレア
1704 2 α ---
1707 5 β ---
1708 4 β ---
1710 6 β ---
1711 4 β ---
1712 2 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:37 454 -0.8
-2 h 461 -1.0
-4 h 473 -0.6
-6 h 468 -1.4
-8 h 469 -1.4
-10 h 472 -0.2
-12 h 457 +0.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -29 -/ -
-2 h -28 -/ -
-4 h -37 -/ -
-6 h -38 -/ -
-8 h -42 -/ -
-10 h -38 -/ -
-12 h -43 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 6x10^3
4/ 1 0.4 8x10^3
3/31 0.4 8x10^3
3/30 0.4 2x10^3
3/29 0.3 4x10^3
3/28 0.3 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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EIT284 (SOHO)
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AE指数 (京都大学)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 3/27 11:37 太陽風はやや低速です。SOHO衛星LASCO C3に天王星、火星、金星が見えています。
2013/ 3/28 10:49 500km/秒の高速太陽風が到来しました。オーロラの活動が高まっています。
2013/ 3/29 10:24 太陽風は平均的な速度に下がりました。太陽も静穏です。
2013/ 3/30 10:42 太陽風は550km/秒の高速風に戻っています。磁気圏の活動も強まっています。
2013/ 3/31 10:30 500km/秒台の高速太陽風が続いています。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2013/ 4/ 1 11:47 更新
太陽風の速度は450km/秒へ下がり、高速太陽風は終わりつつあります。

担当 篠原

太陽風の速度は、500km/秒から450km/秒へ少し下がり、
やや高速の太陽風となっています。
磁場強度は、3〜4nTとやや弱めの状態が続いています。

太陽風磁場の南北成分は、
図の前半は北向き、後半は南向きと、
小さな振れ幅で変化をしています。
磁気圏では小さな変動が発生していて、
AE指数は250nTほどの変化が記録されています。

太陽風が穏やかになってきて、磁気圏も落ち着いてきました。

27日周期の図を見ると、前周期の太陽風は、
この後、300km/秒台前半に速度が下がって、低速風が続いています。
今回もこの流れであれば、
今日、明日と太陽風の速度は更に下がって行くでしょう。


放射線帯の高エネルギー電子は、10,000の少し手前で留まっています。
太陽風が落ち着いたので、これ以上の増加はないでしょう。


太陽は、南東の1711黒点群が大きな姿を見せていますが、
フレア活動は特に見られず、穏やかな状態が続いています。

また、SDO衛星AIA304によると、太陽の北部で
フィラメントの噴出が発生しています。
ちょうど噴き上がるまでの動画を掲載します。
リアルタイムの動画で、この後の様子を見ることができるでしょう。

北に向って噴き出しているので、地球への影響はないでしょう。



太陽の北部でフィラメント噴出が発生しています。SDO衛星AIA304による。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。