宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:24)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/29 --- ---
3/28 --- ---
3/27 --- ---

黒点  3/29 (NOAA)
磁場 フレア
1704 1 α ---
1706 2 β ---
1707 4 β ---
1708 2 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:15 417 -1.5
-2 h 392 -3.8
-4 h 388 -0.9
-6 h 406 +1.1
-8 h 376 -0.3
-10 h 408 -2.6
-12 h 406 -0.7

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 -22 -/ -
-2 h -23 -/ -
-4 h -21 -/ -
-6 h -23 -/ -
-8 h -24 -/ -
-10 h -22 -/ -
-12 h -23 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^3
3/29 0.3 4x10^3
3/28 0.3 1x10^3
3/27 0.4 3x10^3
3/26 0.4 3x10^3
3/25 0.3 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
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LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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Live!オーロラ (遊造)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 3/24 12:56 太陽風の磁場が南寄りになり、オーロラの活動が頻発しました。太陽は静かです。
2013/ 3/25 12:02 太陽風はやや低速です。コロナホールが太陽の中心に近づいています。
2013/ 3/26 11:36 太陽風の速度は400km/秒。磁気圏は静穏です。太陽も静かです。
2013/ 3/27 11:37 太陽風はやや低速です。SOHO衛星LASCO C3に天王星、火星、金星が見えています。
2013/ 3/28 10:49 500km/秒の高速太陽風が到来しました。オーロラの活動が高まっています。
最新のニュース

2013/ 3/29 10:24 更新
太陽風は平均的な速度に下がりました。太陽も静穏です。

担当 篠原

昨日のニュース以降、太陽風の速度はゆっくりと下がる様になり、
29日0時(世界時28日15時)頃には、
400km/秒と平均的な状態に戻ってしまいました。

27日周期の図を見ると、今回の高速風は1日ほど続いただけで、
前周期の変化と比べると、継続時間も最高速度も縮小しています。

その一方、SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真に見えていた
北半球側のコロナホールは、
地球へ影響が及び始める目安の位置に来ています。
太陽風の変化はこれから第二段がやって来るかもしれません。
この後の変化にも注目してください。


太陽風の磁場強度は、5nTと平均的な状態で安定しています。
南北成分は、比較的南寄りに振れていて、
-2nTと振れ幅は大きくありませんが、南向きの変化が度々起きています。

これに反応して、磁気圏でもAE指数500nT程の中規模のオーロラ活動が
数時間おきに発生しています。

太陽風としては、速度が下がって落ち着いてしまったので、
今後の磁気圏活動は、小中規模の変化が見られる程度でしょう。


放射線帯の高エネルギー電子は、
今のところ特に大きく増加はしていません。


太陽は、特にフレアもなく静穏です。
東から現われた1708黒点群の活動度はどうでしょうか。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。