宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:37)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/27 --- ---
3/26 --- ---
3/25 --- ---

黒点  3/27 (NOAA)
磁場 フレア
1702 4 β ---
1704 4 α ---
1705 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:26 376 -1.8
-2 h 367 +2.6
-4 h 371 +4.0
-6 h 360 +2.5
-8 h 367 +1.5
-10 h 362 +2.5
-12 h 367 +0.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 8 -/ -
-2 h 5 -/ -
-4 h 2 -/ -
-6 h 2 -/ -
-8 h 0 -/ -
-10 h 3 -/ -
-12 h -2 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^3
3/27 0.4 3x10^3
3/26 0.4 3x10^3
3/25 0.3 2x10^3
3/24 0.4 7x10^3
3/23 0.3 7x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CSSDP)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 3/22 11:58 太陽でM1.6のフレアが発生しました。太陽風はやや高速ですが、磁気圏は静かです。
2013/ 3/23 13:53 太陽は穏やかになっています。太陽風は平均的な状態が続いています。
2013/ 3/24 12:56 太陽風の磁場が南寄りになり、オーロラの活動が頻発しました。太陽は静かです。
2013/ 3/25 12:02 太陽風はやや低速です。コロナホールが太陽の中心に近づいています。
2013/ 3/26 11:36 太陽風の速度は400km/秒。磁気圏は静穏です。太陽も静かです。
最新のニュース

2013/ 3/27 11:37 更新
太陽風はやや低速です。SOHO衛星LASCO C3に天王星、火星、金星が見えています。

担当 篠原

宇宙天気がとても静かなので、違う話ですが・・・
SOHO衛星LASCO C3カメラの写真に、
天王星、火星、金星と3つの惑星が写っています。
この1週間の動きを動画にまとめたのでご覧ください。

太陽の右下で明るく光っているのは金星、
左側で次に明るく光っているのは火星です。

この2つの惑星を見つけるのは簡単ですが、
天王星は、暗いことと背景の恒星とほとんど一緒に動いて見えるため、
見つけるのはやや手強いです。
動画に矢印付きの解説図を加えているので、それを参考に見つけて下さい。
22日から23日にかけて火星を追い抜くのを目印にすると見つけやすいでしょう。

天王星の位置もじっくり見ると背景の恒星と少しずつずれて行きます。
たとえば天王星の左下に暗い星の三角形が見えます。
その三角形との位置関係をじっと見ていると、
天王星は少しだけ左にずれて行くのが分かります。

この後、天王星は太陽の右側に出現します。
SOHO衛星のページで、ぜひ見つけてみて下さい。



太陽風は、速度は370km/秒とやや低速になっています。
磁場強度は、5nT前後で安定していましたが、
ACEの図の最後で10nT近くまで強まっています。

27日周期の図を見ると分かりますが、
これからコロナホールによる太陽風の強まりが到来すると思われます。
現在の磁場強度の強まりは、その回帰としては少し早過ぎるかもしれませんが、
太陽風変化の回帰が1日程度前後することはよくあることなので、
この後の変化に注目してください。

磁気圏活動は穏やかです。
AE指数はほとんど変化していません。


太陽の活動も静かです。
黒点は小さなものが見えるだけで、
X線の強度も全体的に下がったままです。



SOHO衛星LASCO C3カメラを、天王星、火星、金星が通過しています。
(c) SOHO (ESA & NASA)、作図 : 宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。