宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2013/ 3/26 11:36 更新 太陽風の速度は400km/秒。磁気圏は静穏です。太陽も静かです。 担当 篠原 太陽風は、370km/秒から400km/秒へ少し速度が上がっています。 この時に、磁場強度も一時的に10nTに強まりましたが、 すぐに5nTへ戻っています。 太陽風としては、どちらも平均的な値です。 磁場の南北成分は北寄りに推移していて、 磁気圏は静穏です。 AE指数はほとんど変化していません。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、 北半球を南北に伸びるコロナホールが、ちょうど中心線に達しています。 3日後くらいに影響が地球へ到来する可能性があります。 27日周期の図を見ると、前周期は3月1日に速度の上昇が始まっています。 太陽風の変化が、今回も同じタイミングでやって来るとすると、 2日後の28日くらいに変化が始まるかもしれません。 速度の上昇の前に、磁場強度が高まって行きます。 その時に、磁場が大きく南向きに振れると、 活発なオーロラの活動が発生します。 太陽風磁場が変化を始めたら、オーロラの活動にも注目して下さい。 太陽は、Bクラスの小さな変化が起きている程度で、 活動は穏やかです。 黒点も、小さなものがいくつか見えている程度です。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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