宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/ 3/24 12:56 更新 太陽風の磁場が南寄りになり、オーロラの活動が頻発しました。太陽は静かです。 担当 篠原 ACE衛星の観測によると、24日2時半(世界時23日17時半)頃から 太陽風が少し強まって、磁場強度が5nTから10nTに高まり、 速度も350km/秒から440km/秒に高まる変化が発生しています。 速度は、平均的な状態よりやや高めというくらいです。 速度が上がるとともに磁場強度は下がって、 現在はかなり小さくなっています。 変化としては小規模のものでしたが、 この変動の前から、太陽風磁場は南寄りに変化していて、 このためAE指数で500nT程度の 中規模のオーロラ活動が頻繁に発生しています。 そのひとつ、グラフの最後の山に対応する時間帯の 昭和基地のオーロラの様子を動画で掲載します。 10秒間隔の写真を使っているので、 オーロラの動きがダイナミックに写っています。 現在の太陽風磁場は、強度がかなり小さくなっています。 この後どう変化するか、注目してください。 太陽は、活動的だった黒点群が西に没してしまい、 静かになっています。 X線のグラフは、変化がなくなり、全体の強度も下がっています。 一方、東の端から1704黒点群が姿を現しています。 どの様な活動を起こすでしょうか。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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