宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:56)
一昨日、M1.6の中規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/24 --- ---
3/23 --- ---
3/22 11:30 C2.9
06:39 M1.6
05:18 C2.0
02:46 C3.5

黒点  3/24 (NOAA)
磁場 フレア
1695 1 α ---
1702 7 β ---
1703 7 β ---
1704 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:47 437 +0.4
-2 h 425 +0.4
-4 h 423 +0.7
-6 h 413 -0.9
-8 h 389 +1.9
-10 h 353 -2.4
-12 h 352 -1.0

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -6 -/ -
-2 h -5 -/ -
-4 h -9 -/ -
-6 h -13 -/ -
-8 h -17 -/ -
-10 h -17 -/ -
-12 h -16 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^3
3/24 0.4 7x10^3
3/23 0.3 7x10^3
3/22 0.3 8x10^3
3/21 0.5 4x10^3
3/20 0.3 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 3/19 12:10 太陽風の乱れは終わりつつあります。磁気圏は穏やかです。昨日に続いてアラスカのオーロラ写真をどうぞ。
2013/ 3/20 13:03 太陽風は500km/秒と高速風に戻っています。アンカレッジのオーロラ写真をどうぞ。
2013/ 3/21 12:13 太陽風は500km/秒と高速で、磁場が南向きに振れてオーロラの活動も強まっています。
2013/ 3/22 11:58 太陽でM1.6のフレアが発生しました。太陽風はやや高速ですが、磁気圏は静かです。
2013/ 3/23 13:53 太陽は穏やかになっています。太陽風は平均的な状態が続いています。
最新のニュース

2013/ 3/24 12:56 更新
太陽風の磁場が南寄りになり、オーロラの活動が頻発しました。太陽は静かです。

担当 篠原

ACE衛星の観測によると、24日2時半(世界時23日17時半)頃から
太陽風が少し強まって、磁場強度が5nTから10nTに高まり、
速度も350km/秒から440km/秒に高まる変化が発生しています。
速度は、平均的な状態よりやや高めというくらいです。

速度が上がるとともに磁場強度は下がって、
現在はかなり小さくなっています。

変化としては小規模のものでしたが、
この変動の前から、太陽風磁場は南寄りに変化していて、
このためAE指数で500nT程度の
中規模のオーロラ活動が頻繁に発生しています。

そのひとつ、グラフの最後の山に対応する時間帯の
昭和基地のオーロラの様子を動画で掲載します。
10秒間隔の写真を使っているので、
オーロラの動きがダイナミックに写っています。

現在の太陽風磁場は、強度がかなり小さくなっています。
この後どう変化するか、注目してください。


太陽は、活動的だった黒点群が西に没してしまい、
静かになっています。
X線のグラフは、変化がなくなり、全体の強度も下がっています。

一方、東の端から1704黒点群が姿を現しています。
どの様な活動を起こすでしょうか。



南極の昭和基地で全天カメラにより撮影された活発なオーロラの様子。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。