宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/ 3/16 10:47 更新 M1.1の中規模フレアが発生し、地球方向にCMEの噴出も発生しています。 担当 篠原 昨日の午後、15日15時(世界時15日6時)に、 太陽の中央部の1692黒点群でM1.1の中規模フレアが発生しました。 X線のグラフで変化が長時間継続するタイプのフレアで、 CMEの発生を伴っています。 SOHO衛星LASCO C3を見ると、 太陽の周囲に広がるように白いガスが噴出しています。 地球の正面で発生しているので、 3日後の3月18日くらいに太陽風の擾乱が到来するのではないでしょうか。 太陽風の乱れによって、 磁気嵐が発生したりやオーロラの活動が活発になる可能性があります。 現在の太陽風は、速度は450km/秒とやや高速に上がっています。 反対に磁場強度は10nTから5nTへ下がり、平均的な強さです。 磁場の南北成分は比較的北寄りに推移しています。 一時的に南を向いた時に、 AE指数で400nTくらいのオーロラ活動が発生しています。 ACEのグラフでは、太陽風磁場の南北成分は次第に南寄りに切り替わっています。 今後も南寄りの傾向が続くのであれば、オーロラの活動も強まるでしょう。 SOHO衛星 LASCO C3カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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