宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/ 3/15 12:48 更新 太陽風の速度が少し上がりました。アラスカのオーロラ写真と、パンスターズ彗星の写真をどうぞ。 担当 篠原 アラスカの今野さんより、撮りたてのオーロラの写真をいただきました。 オーロラの光の帯が、空をまたぐように躍動する姿をご覧ください。 特に3枚目は見事ですね。 大きいサイズで送って頂いたので、そのままの大きさで掲載しています。 ページから飛び出た感じになってしまいますが、 大画面の迫力をお楽しみ下さい。 素晴らしい写真をどうもありがとうございます。 また、昨日は午後から晴れてきたので、霧島山に出かけて、 パンスターズ彗星の観望に挑戦しました。 ただし、夕暮れになって雲が西の空にかかるようになり、 日没後に雲は薄くなったものの、少し残った状態での観望でした。 空の条件がやや悪かったこともあり、 暗くなった頃に、双眼鏡で見つけることができました。 その時に撮影した写真を2枚掲載します。 たいした写真ではありませんが、雰囲気だけでもご覧ください。 パンスターズ彗星は日を追う毎に暗くなって行きます。 この週末にかけて、晴天であれば双眼鏡を用意して 挑戦してはいかがでしょうか(国立天文台の観望ガイド)。 現在の宇宙天気ですが、太陽風は、 昨夜から磁場強度が10nTに上がり、 その後、速度も上昇して370km/秒とやや低速くらいに高まっています。 CMEの到来はまだなので、コロナホールによる変化でしょうか。 磁場の南北成分は、0nT付近から北寄りに推移しています。 このため、磁気圏は比較的穏やかな状態が続いている様です。 AE指数はデータエラーのため、グラフがおかしくなっています。 太陽風の磁場強度は、現在も強まったままです。 今後もう一段速度の上昇があるのか、この状態で落ち着くのか、 しばらく注目してください。 太陽は、北半球を東西に黒点が並んでいて、なかなかにぎやかです。 フレアは、1691黒点群でC2.1の小規模フレアが発生した程度です。 アラスカの今野さんにより撮影されたオーロラ。 (c) ミチ 今野氏 アラスカの今野さんにより撮影されたオーロラ。 (c) ミチ 今野氏 アラスカの今野さんにより撮影されたオーロラ。 (c) ミチ 今野氏 夕暮れの低空に現われたパンスターズ彗星。霧島より。 (c) 宇宙天気ニュース 夕暮れの低空に現われたパンスターズ彗星。霧島より。 (c) 宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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