宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/ 3/14 11:12 更新 太陽風は300km/秒とかなり低速です。パンスターズ彗星は地球よりも上へ進んでいます。 担当 篠原 昨日に続いて、パンスターズ彗星の動画を掲載します。 昨日から今日にかけて、彗星は地球のある面を通り抜けて、 上側へ抜けて行きました。 この様子だと、画面から出てしまうのもすぐでしょう。 今日の鹿児島は、天気予報は晴れなのですが、 空はどんよりと曇っていて、天気の回復は遅れています。 夕方までに晴れてきたら彗星観望に挑戦したいのですが、どうなるでしょうか。 太陽風は、速度が320km/秒から300km/秒へゆっくりと低下し、 一段と遅い風になっています。 磁場強度も、2nTから3nT付近で変化していて、穏やかです。 磁気圏も穏やかで、 AE指数のグラフは、小さな変化が時々観測されている程度です。 太陽では、昨日のニュースでも紹介した、 1692黒点群で発生した13日9時(世界時13日0時)のC1.8フレアに伴って、 CMEの噴出が起きています。 SDO衛星AIA193とSOHO衛星LAASCO C3の動画をご覧ください。 昨日と似たような構成ですが、 今日の動画では、フレアは太陽の東側(左側)で発生しているので、 CMEも左寄りに噴き出しています。 こちらの乱れも、16日から17日くらいに地球へ到来するかもしれません。 昨日紹介したCMEと合わせて、明後日以降の太陽風に注目してください。 太陽では、その他に1689群でC1.1、 1696群でC1.4の小規模フレアが発生していますが、 太陽の活動度が上がっている印象ではありません。 (c) STEREO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の東側で発生したC1.8フレアと、伴って噴出したCMEの様子。 (c) SDO (NASA)、SOHO (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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