宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:12)
今日、C1.4の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/14 01:15 C1.4
3/13 07:36 C3.6
3/12 19:15 C2.0
01:39 C1.7

黒点  3/14 (NOAA)
磁場 フレア
1689 6 β C1
1690 2 β C2
1691 9 β ---
1692 2 β C4
1694 1 α ---
1695 1 α C2
1696 12 β C1

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:07 307 -0.2
-2 h 305 -0.2
-4 h 309 -0.5
-6 h 309 -0.8
-8 h 309 -0.4
-10 h 307 +0.1
-12 h 311 +0.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 23 -/ -
-2 h 14 -/ -
-4 h 15 -/ -
-6 h 15 -/ -
-8 h 23 -/ -
-10 h 14 -/ -
-12 h 21 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^2
3/14 0.3 3x10^2
3/13 0.4 2x10^2
3/12 0.5 2x10^2
3/11 0.6 1x10^3
3/10 0.6 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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EIT284 (SOHO)
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LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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AE指数 (京都大学)
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TromsoLongyear...
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 3/ 9 13:20 低速の太陽風が続いています。太陽も穏やかです。
2013/ 3/10 10:31 低速の穏やかな太陽風が続いています。フレアもありません。
2013/ 3/11 15:19 太陽風は低速の状態が続いています。太陽も静穏です。
2013/ 3/12 12:19 太陽風は低速で、太陽も穏やかです。昭和基地の全天カメラのオーロラをどうぞ。
2013/ 3/13 11:06 STEREO衛星でパンスターズ彗星が見えています。太陽でCクラスのフレアが続いています。
最新のニュース

2013/ 3/14 11:12 更新
太陽風は300km/秒とかなり低速です。パンスターズ彗星は地球よりも上へ進んでいます。

担当 篠原

昨日に続いて、パンスターズ彗星の動画を掲載します。
昨日から今日にかけて、彗星は地球のある面を通り抜けて、
上側へ抜けて行きました。
この様子だと、画面から出てしまうのもすぐでしょう。

今日の鹿児島は、天気予報は晴れなのですが、
空はどんよりと曇っていて、天気の回復は遅れています。
夕方までに晴れてきたら彗星観望に挑戦したいのですが、どうなるでしょうか。



太陽風は、速度が320km/秒から300km/秒へゆっくりと低下し、
一段と遅い風になっています。
磁場強度も、2nTから3nT付近で変化していて、穏やかです。

磁気圏も穏やかで、
AE指数のグラフは、小さな変化が時々観測されている程度です。


太陽では、昨日のニュースでも紹介した、
1692黒点群で発生した13日9時(世界時13日0時)のC1.8フレアに伴って、
CMEの噴出が起きています。

SDO衛星AIA193とSOHO衛星LAASCO C3の動画をご覧ください。
昨日と似たような構成ですが、
今日の動画では、フレアは太陽の東側(左側)で発生しているので、
CMEも左寄りに噴き出しています。

こちらの乱れも、16日から17日くらいに地球へ到来するかもしれません。
昨日紹介したCMEと合わせて、明後日以降の太陽風に注目してください。

太陽では、その他に1689群でC1.1、
1696群でC1.4の小規模フレアが発生していますが、
太陽の活動度が上がっている印象ではありません。



STEREO Behind衛星のHI1カメラを通過中のパンスターズ彗星と地球(右の明るい星)。
(c) STEREO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の東側で発生したC1.8フレアと、伴って噴出したCMEの様子。
(c) SDO (NASA)、SOHO (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。