宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (08:10)
今日、C1.5の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/ 8 01:38 C1.5
3/ 7 --- ---
3/ 6 --- ---

黒点  3/ 7 (NOAA)
磁場 フレア
1683 4 β ---
1686 7 βγ C2
1687 5 β ---
1688 3 β ---
1689 8 β ---
1690 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
08:07 324 +2.6
-2 h 332 +1.7
-4 h 343 +1.3
-6 h 344 +3.1
-8 h 349 -0.8
-10 h 344 -0.5
-12 h 344 -0.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
08:30 9 -/ -
-2 h 10 -/ -
-4 h 16 -/ -
-6 h 8 -/ -
-8 h 6 -/ -
-10 h -4 -/ -
-12 h 3 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^3
3/ 8 0.6 3x10^3
3/ 7 0.6 1x10^4
3/ 6 0.6 2x10^4
3/ 5 0.3 2x10^4
3/ 4 0.3 2x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 3/ 3 22:05 太陽風の速度は450km/秒に下がり、高速風は終わりつつあります。
2013/ 3/ 4 11:32 太陽風は450km/秒とやや高速です。オーロラの活動は続いています。
2013/ 3/ 5 08:32 太陽風は平均的な速度に下がりました。磁気圏も概ね静かです。
2013/ 3/ 6 14:14 M1.2の中規模フレアが発生しました。太陽風はかなり低速です。
2013/ 3/ 7 09:20 太陽風は310km/秒と低速風が続いています。太陽も穏やかです。フィンランドのオーロラ写真をどうぞ。
最新のニュース

2013/ 3/ 8 08:10 更新
太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。アラスカのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

オーロラ写真の2つめは、
アラスカ州アンカレッジの脇谷厚思さんからいただきました。

脇谷さんはオーロラ観測のために北極圏のワイズマンに行き、
2月28日23時に活発なオーロラを捉えることができたそうです。
掲載の写真は、北極海へ延々と延びるダルトンハイウェイの
ユーコン川付近で撮影したそうです。

脇谷さんからは撮影直後に写真を頂いていたのですが、
出張のため、ご紹介するのが今日になってしまいました。
どうもありがとうございます。


太陽風は、330km/秒と低速の風が続いています。
磁場強度も、5nTと平均的な強さで落ち着いていて、
太陽風は穏やかです。
コロナホールの影響は見られていません。

SDO衛星AIA193を見ると、
南半球のコロナホールはだいぶ西に移動しています。
影響は遅れているのか、このまま到来しないのでしょうか。

磁気圏も概ね静穏で、
AE指数は400nTの小規模の変化がひとつある程度です。


放射線帯の高エネルギー電子は、10,000を割って下がりました。


太陽は、1686黒点群でC1.5の小規模フレアが発生しただけで、
穏やかです。
黒点も目立った変化はありません。



今日はこれから種子島に向かいます。
11日まで更新が不定期になります。



脇谷 厚思さんによる、アラスカのワイズマンで2月28日23時に撮影されたオーロラ。
(c) 脇谷 厚思氏


脇谷 厚思さんによる、アラスカのワイズマンで2月28日23時に撮影されたオーロラ。
(c) 脇谷 厚思氏


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。