宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2013/ 3/ 8 08:10 更新 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。アラスカのオーロラをどうぞ。 担当 篠原 オーロラ写真の2つめは、 アラスカ州アンカレッジの脇谷厚思さんからいただきました。 脇谷さんはオーロラ観測のために北極圏のワイズマンに行き、 2月28日23時に活発なオーロラを捉えることができたそうです。 掲載の写真は、北極海へ延々と延びるダルトンハイウェイの ユーコン川付近で撮影したそうです。 脇谷さんからは撮影直後に写真を頂いていたのですが、 出張のため、ご紹介するのが今日になってしまいました。 どうもありがとうございます。 太陽風は、330km/秒と低速の風が続いています。 磁場強度も、5nTと平均的な強さで落ち着いていて、 太陽風は穏やかです。 コロナホールの影響は見られていません。 SDO衛星AIA193を見ると、 南半球のコロナホールはだいぶ西に移動しています。 影響は遅れているのか、このまま到来しないのでしょうか。 磁気圏も概ね静穏で、 AE指数は400nTの小規模の変化がひとつある程度です。 放射線帯の高エネルギー電子は、10,000を割って下がりました。 太陽は、1686黒点群でC1.5の小規模フレアが発生しただけで、 穏やかです。 黒点も目立った変化はありません。 今日はこれから種子島に向かいます。 11日まで更新が不定期になります。 (c) 脇谷 厚思氏 脇谷 厚思さんによる、アラスカのワイズマンで2月28日23時に撮影されたオーロラ。 (c) 脇谷 厚思氏 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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