宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2013/ 3/ 5 08:32 更新 太陽風は平均的な速度に下がりました。磁気圏も概ね静かです。 担当 篠原 太陽風の速度は、450km/秒から400km/秒へ下がりました。 高速太陽風の領域は終わり、平均的な状態に戻っています。 磁場強度も3nTへ弱まっています。 27日周期の図を見ると、 今回の太陽風速度の高まりは3日ほど続きました。 前周期(2月2日以降)よりも速度は高まりましたが、 継続期間はそれほど変わらなかった印象です。 太陽風が弱まって、磁気圏の活動は静穏になっています。 AE指数は小さな変化が見られる程度です。 SDO衛星AIA193の写真では、 南半球のコロナホールは中央線を越えて西に進んでいます。 明日くらいに地球への影響が及び始める目安の位置に達しそうです。 再び太陽風の速度が高まるかもしれません。 放射線帯の高エネルギー電子は、 今日も10,000の高いレベルに達しています。 太陽風が落ち着いたので、 次の乱れが来るまでゆっくりと減少しそうです。 太陽は特にフレアの発生もなく、穏やかな状態が続いています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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