宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/ 3/ 6 14:14 更新 M1.2の中規模フレアが発生しました。太陽風はかなり低速です。 担当 篠原 昨日の夕方、5日17時(世界時5日8時)に、 太陽の西側の1686黒点群でM1.2の中規模フレアが発生しました。 SDO衛星AIA131の写真を掲載します。 右端の少し手前で明るく十字に光っている部分です。 フレア活動は、この後はC1の小さな現象が発生した程度で、 活動度が特に上がった様子はありません。 1686群も、もうしばらくすると西の端に没していきます。 太陽風は、更に速度が下がり続け、 320km/秒とだいぶ遅い風になっています。 磁場強度も3nT前後と弱めになっています。 磁場の南北成分は、グラフの前半は北寄り、 後半は南寄りになっています。 このため、オーロラの活動度が上がっているようで、 トロムソの全天カメラできれいなオーロラの写真が撮影されていました。 ただし、磁場の振幅は-2nTと小さく、太陽風の速度も遅いため、 磁気圏の変化の規模は小さいようで、 AE指数の変化は200nT程度に留まっています。 SDO衛星のAIA193では、コロナホールが西に進み、 そろそろ地球へ影響が到来するかもしれません。 これからしばらく、太陽風の変化に注目して下さい。 放射線帯の高エネルギー電子は、今日も10,000に達し、 高い状態が続いています。 しかし、磁気圏の活動が少し強まったので、 明日はある程度減少しそうです。 インドネシアから帰った後、研究集会のため福岡に滞在しています。 今夜鹿児島に戻って、明日は久しぶりに鹿児島高専から更新する予定です。 SDO衛星AIA131による、太陽の西側で発生したM1.2フレア。 (c) SDO (NASA) ノルウェー・トロムソの全天カメラで撮影されたオーロラ。 (c) 国立極地研究所 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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