宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/ 3/ 3 22:05 更新 太陽風の速度は450km/秒に下がり、高速風は終わりつつあります。 担当 篠原 今日は10時頃から学校のネットワークに繋がらなくなり、 ずっと宇宙天気ニュースにアクセスできない状態が続きました。 メンテナンスなのか障害なのか、出張中なので状況が分からないのですが、 長時間ページが表示されず申し訳ありませんでした。 夜になって回復した様ですので、簡単に現況について報告します。 太陽風の速度は、昨夜、2日21時(世界時2日12時)頃まで 600km/秒付近の高い速度の風が続きましたが (1枚目に3日幅のACEのグラフを掲載します)、 そこで500km/秒に一段下がってその後は安定し、 今夜に入ると、更に450km/秒へ下がっています。 高速太陽風は終わりに近付いているようです。 太陽風の磁場強度は4nTに下がっていますが、 南北成分は0nTを挟んで南北に変化しています。 このため、磁気圏は活動的な状態が続き、 AE指数は500nTの変化が頻繁に発生しています。 しかし、太陽風の速度が下がってきたので、 今後の磁気圏活動は規模が小さくなりそうです。 今回の高速太陽風では、 放射線帯の高エネルギー電子の増加も目立っています。 GOES衛星のグラフを見ると、 青線のGOES15衛星は10,000の線に達しています。 このグラフが10,000に達するのは、 昨年の10月下旬以来、4ヶ月ぶりのことです。 太陽では、C1.9、C1.6と2つの小規模フレアが発生しています。 どちらも東の端で発生していて、ここに活動的な領域がある様です。 (c) NOAA/SWPC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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