宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (22:05)
今日、C1.6の小規模フレアが発生しました。
太陽風の最新データがありません。
磁気圏の最新データがありません。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/ 3 03:36 C1.6
3/ 2 23:59 C1.9
3/ 1 --- ---

黒点  3/ 2 (NOAA)
磁場 フレア
1680 2 β ---
1681 2 α ---
1682 12 βγ ---
1683 8 β ---
1684 2 α ---
1685 2 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
22:59 - -
-2 h - -
-4 h - -
-6 h - -
-8 h - -
-10 h - -
-12 h - -

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
22:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 - -x10^-
3/ 3 0.4 1x10^4
3/ 2 0.4 2x10^3
3/ 1 0.4 3x10^1
2/28 1.0 9x10^1
2/27 0.9 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 2/26 16:50 太陽風は低速で、磁気圏も静穏です。
2013/ 2/27 07:48 太陽風は300km/秒と低速です。太陽の西へCMEが噴き出しています。
2013/ 2/28 08:30 太陽風は低速の風が続き、磁気圏も静穏です。コロナホールが次第に西に進んでいます。
2013/ 3/ 1 08:55 コロナホールの影響が近付き、これから太陽風の速度が上がりそうです。
2013/ 3/ 2 09:38 600km/秒を超える高速の太陽風が到来しました。磁気圏の活動も活発化しています。
最新のニュース

2013/ 3/ 3 22:05 更新
太陽風の速度は450km/秒に下がり、高速風は終わりつつあります。

担当 篠原

今日は10時頃から学校のネットワークに繋がらなくなり、
ずっと宇宙天気ニュースにアクセスできない状態が続きました。
メンテナンスなのか障害なのか、出張中なので状況が分からないのですが、
長時間ページが表示されず申し訳ありませんでした。
夜になって回復した様ですので、簡単に現況について報告します。


太陽風の速度は、昨夜、2日21時(世界時2日12時)頃まで
600km/秒付近の高い速度の風が続きましたが
(1枚目に3日幅のACEのグラフを掲載します)、
そこで500km/秒に一段下がってその後は安定し、
今夜に入ると、更に450km/秒へ下がっています。
高速太陽風は終わりに近付いているようです。


太陽風の磁場強度は4nTに下がっていますが、
南北成分は0nTを挟んで南北に変化しています。
このため、磁気圏は活動的な状態が続き、
AE指数は500nTの変化が頻繁に発生しています。

しかし、太陽風の速度が下がってきたので、
今後の磁気圏活動は規模が小さくなりそうです。


今回の高速太陽風では、
放射線帯の高エネルギー電子の増加も目立っています。
GOES衛星のグラフを見ると、
青線のGOES15衛星は10,000の線に達しています。

このグラフが10,000に達するのは、
昨年の10月下旬以来、4ヶ月ぶりのことです。


太陽では、C1.9、C1.6と2つの小規模フレアが発生しています。
どちらも東の端で発生していて、ここに活動的な領域がある様です。



ACE衛星による3日間の太陽風の変化。太陽風速度は黄色線、磁場強度は白線。
(c) NOAA/SWPC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。