宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/ 2/24 12:30 更新 1678黒点群が没しながらCクラスのフレアを起こしました。太陽風は低速です。 担当 篠原 太陽では、1678黒点群が西の端に没して見えなくなりました。 ちょうどそのくらいから、黒点群の活動度が再び高まって、 昨夜から今朝にかけて、C4.7、C2.9、C1.2と Cクラスのフレアを連発しています。 太陽の端で隠れているので、 実際にはこれより大きな現象だった可能性があります。 一方、目立っていた1678黒点群が没したので、 太陽面は小さな黒点が残るだけになってしまいました。 しばらく静かに推移しそうです。 太陽風は速度がもう少し下がり、350km/秒と低速状態になっています。 磁場強度も、5nTから3nTに弱まって、 速度、磁場ともに穏やかな風になっています。 磁場の南北成分は、昨日のニュースの頃に北寄りになったのですが、 昨夜から再び南向きに変わり、 以降、-2nT程度と振れ幅は小さいですが、南向きの状態が続いています。 このため、磁気圏の活動度を示すAE指数のグラフも、 後半から変化が再び始まり、500nT程度の活動が続いています。 太陽風が弱まっているので、比較的小規模の活動に留まると思いますが、 磁場の南向きの傾向が続く間は、オーロラも楽しめるでしょう。 SDO衛星AIA193を見ると、太陽の東側の赤道付近に、 縦に細長くコロナホールがあります。 5〜6日後くらいに影響がやって来るかもしれません 27日周期の図の、2月2日見られた変化の回帰です。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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