宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:21)
昨日、C2.5の小規模フレアが発生しています。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/22 --- ---
2/21 13:56 C2.5
11:46 C1.9
06:49 C1.7
2/20 23:51 C3.0
20:03 C8.2

黒点  2/22 (NOAA)
磁場 フレア
1671 1 α ---
1673 10 β ---
1675 1 α ---
1676 2 α ---
1678 11 βγδ C8

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:17 389 -3.7
-2 h 390 -3.8
-4 h 386 -1.5
-6 h 394 -3.8
-8 h 381 -1.3
-10 h 387 -0.6
-12 h 387 -1.8

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -18 -/ -
-2 h -18 -/ -
-4 h -17 -/ -
-6 h -14 -/ -
-8 h -14 -/ -
-10 h -15 -/ -
-12 h -11 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^1
2/22 0.3 2x10^1
2/21 0.3 1x10^1
2/20 0.3 2x10^1
2/19 0.4 1x10^1
2/18 0.3 2x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CSSDP)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 2/17 12:46 太陽風の一時的な乱れが到来しました。太陽に新しい黒点群が現れています。
2013/ 2/18 14:25 M1.9の中規模フレアが発生しました。STEREO Behind衛星で地球と水星が近づいて見えています。
2013/ 2/19 12:15 太陽風は低速で安定しています。太陽は、黒点は目立っていますが穏やかです。
2013/ 2/20 12:45 1687黒点群が発達して、フレア活動が強まるかもしれません。ムルマンスクのオーロラ写真をどうぞ。
2013/ 2/21 12:12 太陽風の速度が少し上がっています。昨夜、C8のフレアが発生しました。
最新のニュース

2013/ 2/22 11:21 更新
C2フレアが発生していますが、太陽の活動は落ち着き気味です。太陽風磁場が南寄りです。

担当 篠原

SDO衛星の最新動画を見ていると、
太陽の西端でプロミネンスが活発に変化していました。
写真を大きめに切り取って、2日間の動画を紹介します。
アーチ状にプラズマが流れたり、勢い良く噴き上がったり、見応えがあります。

その太陽では、昨日の昼過ぎに、
1678黒点群でC1〜2の小規模フレアが連続的に3回発生しています。
しかし、その後はX線の強度も下がり気味で、
1678群の活動度は低下してい印象です。
西の端にも近付いていて、もうすぐ見えなくなってしまいます。


太陽風は、速度は400km/秒と平均的な状態で安定しています。
磁場強度も7nTから6nTとやや強めくらいで安定しています。

磁場の南北成分は、ACEのグラフの前半は北寄りになりましたが、
後半は南寄りに変わっています。
このため、磁気圏の活動度を示すAE指数のグラフも、
前半は変化が小さくなりましたが、
後半は200〜500nTの小規模の変化が連続しています。

トロムソの全天カメラでは、オーロラの光が撮影されています。
この後、カナダ、アラスカのライブカメラで楽しめるかもしれません。
(現時点ではどちらも曇り気味ですが)



SDO衛星AIA304による、太陽の西端で見られたプロミネンスの2日間の動き。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。