宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/ 2/20 12:45 更新 1687黒点群が発達して、フレア活動が強まるかもしれません。ムルマンスクのオーロラ写真をどうぞ。 担当 篠原 ロシア・ムルマンスクの福島さんより、 2月19日に、ジガーノフ・ヴァレンチン氏により撮影された オーロラの写真をいただきました。 ムルマンスク州中部の町キーロフスク市で開かれている 期間限定の雪と氷のテーマパーク「雪の村(Снежная деревня)」 の上空に出現したオーロラだそうです。 雪像の冷たそうな質感とオーロラの光の色が合っていて、とてもいい雰囲気です。 南国に住んでいると、こういう景色には強くあこがれてしまいます。 北の国ならではのお祭りの様子をどうもありがとうございます。 太陽風は、340km/秒から360km/秒へ少しだけ速度が上がっています。 磁場強度は小さい変化をしながらも、7nT付近で安定しています。 磁気圏への影響度を決める磁場の南北成分は、 0nTをはさんで南や北に振れていて、 このためAE指数は200〜400nTの弱い変動が続いて発生しています。 この傾向が今後も続けば、オーロラの発生も期待できそうです。 太陽風の全体の変化としては、穏やかな状態が続いています。 太陽は、北西部の1678黒点群が発達しています。 磁場構造の複雑さも増しているそうです。 昨夜にC2.1の小規模フレアを起こしていて、 今後より大きなフレアを起こすかもしれません。 また、太陽の南半球で、 東西に細長く伸びて目立っていたダークフィラメントが、 昨日の昼くらいから噴き上がって行きました。 その様子を、SDO衛星AIA304の動画でご覧ください。 少しずつ筋が剥がれて行くように噴き上がる様子が印象的です。 (c) 福島留美氏、ジガーノフ・ヴァレンチン氏 SDO衛星AIA304による太陽の南半球で発生したフィラメント噴出の様子。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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