宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:19)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/23 --- ---
2/22 --- ---
2/21 13:56 C2.5
11:46 C1.9
06:49 C1.7

黒点  2/23 (NOAA)
磁場 フレア
1671 1 α ---
1673 9 β ---
1675 1 α ---
1676 3 α ---
1678 4 βγ C3
1679 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:06 382 +1.4
-2 h 377 -2.7
-4 h 388 -5.0
-6 h 388 -4.5
-8 h 377 -3.0
-10 h 374 -0.7
-12 h 395 -3.3

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -26 -/ -
-2 h -30 -/ -
-4 h -27 -/ -
-6 h -26 -/ -
-8 h -21 -/ -
-10 h -27 -/ -
-12 h -22 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^2
2/23 0.3 3x10^2
2/22 0.4 4x10^1
2/21 0.3 1x10^1
2/20 0.3 2x10^1
2/19 0.4 1x10^1

静か 激しい 非常に


















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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 2/18 14:25 M1.9の中規模フレアが発生しました。STEREO Behind衛星で地球と水星が近づいて見えています。
2013/ 2/19 12:15 太陽風は低速で安定しています。太陽は、黒点は目立っていますが穏やかです。
2013/ 2/20 12:45 1687黒点群が発達して、フレア活動が強まるかもしれません。ムルマンスクのオーロラ写真をどうぞ。
2013/ 2/21 12:12 太陽風の速度が少し上がっています。昨夜、C8のフレアが発生しました。
2013/ 2/22 11:21 C2フレアが発生していますが、太陽の活動は落ち着き気味です。太陽風磁場が南寄りです。
最新のニュース

2013/ 2/23 12:19 更新
太陽はC1のフレアが起きた程度です。太陽風磁場の南寄りが続き、オーロラ活動も続いています。

担当 篠原

太陽は、西の端に近付いた1678黒点群で、
C1やBクラスの小さなフレアが発生している程度で、
全体としては穏やかです。

1678黒点群はもうすぐ没して見えなくなります。
その他は目立った黒点もなく、太陽は静かな状態が続くでしょう。


太陽風は、速度は380km/秒に下がり、やや低速気味になっています。
磁場強度も、6〜5nTと平均的な強さに下がってきました。
太陽風の高まりは特に来ず、概ね穏やかな風が続いています。

一方、太陽風磁場の南北成分の南寄りの傾向は今朝まで続いていました。
ACE衛星のグラフの赤線は、ずっと-5nT近くまで振れています。
このため、AE指数は、500〜1000nTと中規模の変動が連続的に発生しています。
極域ではきれいなオーロラが見られたのでしょうか。


ACEの図の最後では、南北成分は0nTから北寄りに振れています。
この後また南に戻るのか、以降は北寄りに変わるのか、
オーロラ活動の発生につながるデータですので、注目してください。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。