宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:25)
今日、M1.9の中規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/18 00:45 M1.9
00:15 C2.5
2/17 --- ---
2/16 --- ---

黒点  2/18 (NOAA)
磁場 フレア
1671 1 α ---
1673 5 β ---
1675 13 βγ M2
1676 2 α ---
1677 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:17 329 +4.4
-2 h 342 +5.4
-4 h 348 +3.5
-6 h 354 +4.3
-8 h 353 +3.6
-10 h 355 -4.0
-12 h 358 -6.0

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
14:30 -13 -/ -
-2 h -10 -/ -
-4 h -17 -/ -
-6 h -22 -/ -
-8 h -28 -/ -
-10 h -32 -/ -
-12 h -26 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 8x10^0
2/18 0.3 2x10^1
2/17 0.3 4x10^2
2/16 0.3 3x10^2
2/15 0.3 2x10^2
2/14 0.4 4x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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シベリア磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CSSDP)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 2/13 11:39 太陽の南西でフィラメント噴出が発生しました。太陽風磁場が南向きに振れ、オーロラを強めそうです。
2013/ 2/14 11:57 太陽風磁場が南寄りになり、オーロラが強まりました。太陽は穏やかです。
2013/ 2/15 10:16 太陽風磁場の南向きが続き、オーロラの活動も続きました。海の上からのオーロラ写真をどうぞ。
2013/ 2/16 13:07 太陽風の速度は320km/秒と低速です。昨日に続くノルウェーのオーロラ写真をどうぞ。
2013/ 2/17 12:46 太陽風の一時的な乱れが到来しました。太陽に新しい黒点群が現れています。
最新のニュース

2013/ 2/18 14:25 更新
M1.9の中規模フレアが発生しました。STEREO Behind衛星で地球と水星が近づいて見えています。

担当 篠原

深夜、18日1時(世界時17日16時)に、
太陽の北東部の1675黒点群でM1.9の中規模フレアが発生しました。
Mクラスフレアの発生は、1月13日以来、およそ1カ月ぶりのことです。

1675黒点群は、この後はC1の小さなフレアを起こしている程度ですが、
GOES衛星のX線カメラを見ると、
その右の1671群とともに小さな変動を頻繁に起こしています。
今後の様子に注目してください。


太陽風は、速度は350km/秒と低速風が安定して続いています。

一方、太陽風の磁場は、昨日紹介した乱れの後半が残っていたのか、
昨日のニュースの後に、-7nTくらいのやや強い南向きに振れる状態が
半日近く続きました。

このため、磁気圏の活動も強まって、
AE指数のグラフでも、600〜1000nTの中規模の変動が半日ほど続きました。

太陽風の磁場は、早朝以降は北向きに変わり、
磁気圏の活動もその後は静かになっています。

今後は、SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真で見えている、
細長いコロナホールの影響が到来するかどうかとなりそうです。



宇宙天気の話題ではありませんが、
地球を遠く離れたSTEREO Behind衛星のHI1カメラに
地球が見えていることを以前紹介しましたが、
現在、この地球に水星が近づいているように見えていると
今回もTwitterで教えていただきました。

10日ほど前から水星がHi1の写真の中に現われて、
どんどん地球に近づいています。
その様子を動画で紹介します。

もちろん、実際には2つの星はずっと距離が離れているのですが、
現在のSTEREO衛星の位置を示す図2を見ると、
Behind衛星、水星、地球と一直線に並んでいます。

動画の様子では、現在が最も近づいて見えている様です。
この後の動きなど、しばらくお楽しみ下さい。

それにしてもSTEREO衛星たちはずいぶん遠くまで行ってしまったものです。


[追伸]
週末に高専のメールサーバーに障害が発生したようで、
送信するメールがすべて止まっていました。
そして、今朝9時過ぎに問題が解決すると、
たまっていたメールが一斉に送られました。

このため、今朝はいきなり複数の通知メールが届くことになってしまいました。
たいへん申し訳ありませんでした。




STEREO Behind衛星のHI1カメラで、地球(右の明るい星)に水星(左のやや明るい星)が近づいています。
(c) STEREO (NASA)、作図 : 宇宙天気ニュース


現在のSTEREO衛星の位置。左上の青丸がBehind衛星を示している。
(c) STEREO (NASA)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。