宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:07)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/16 --- ---
2/15 --- ---
2/14 --- ---

黒点  2/16 (NOAA)
磁場 フレア
1670 3 β C1
1671 1 α ---
1672 1 α ---
1673 1 α ---
1674 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:56 322 +0.4
-2 h 324 -0.1
-4 h 327 -0.1
-6 h 342 +1.1
-8 h 339 -1.4
-10 h 343 -1.0
-12 h 356 -0.7

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -5 -/ -
-2 h -6 -/ -
-4 h -16 -/ -
-6 h -9 -/ -
-8 h -10 -/ -
-10 h -19 -/ -
-12 h -12 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^2
2/16 0.3 3x10^2
2/15 0.3 2x10^2
2/14 0.4 4x10^1
2/13 0.3 4x10^1
2/12 0.4 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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EIT284 (SOHO)
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LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 2/11 12:58 太陽風は低速になりましたが、磁場が南寄りになってオーロラの活動を起こしています。
2013/ 2/12 12:52 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。太陽も小さなフレアが起きた程度です。
2013/ 2/13 11:39 太陽の南西でフィラメント噴出が発生しました。太陽風磁場が南向きに振れ、オーロラを強めそうです。
2013/ 2/14 11:57 太陽風磁場が南寄りになり、オーロラが強まりました。太陽は穏やかです。
2013/ 2/15 10:16 太陽風磁場の南向きが続き、オーロラの活動も続きました。海の上からのオーロラ写真をどうぞ。
最新のニュース

2013/ 2/16 13:07 更新
太陽風の速度は320km/秒と低速です。昨日に続くノルウェーのオーロラ写真をどうぞ。

担当 篠原

ノルウェーをフッティルーテンという沿岸急行船で旅行中の吉田さんより、
昨日に続いてオーロラの写真が届きました。

今日の写真は世界時14日20時半、
ノルウェー北部から角の様に細長く延びているロフォーテン諸島にある
港町スタムスン(Stamsund)に停泊中の撮影とのことです。
切り立ったフィヨルドの壁とオーロラの共演です。

北の空を覆うように巨大なオーロラが出現したそうですが、
勢いは5〜6分ほどで弱まったとのことで、
短いチャンスを逃さず捉えるのはたいへんだったのではないでしょうか。

荒々しい岩肌が印象的です。
今日も撮りたてのオーロラ写真をどうもありがとうございます。



素敵なオーロラの写真から始まりましたが、
現在の太陽風は更に速度が下がって、320km/秒とかなり遅くなっています。
磁場強度は4nTとやや弱めで、南北成分は0nT付近を推移しています。

AE指数のグラフは、100〜200nTの小さな変化が頻繁に発生しています。
磁気圏では、小さな活動が続いている様です。


SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、
太陽の南東(左下)から細長いコロナホールが、
くねくねと曲がりながら太陽の中心まで伸びています。

前周期(27日前)は、南東部にひとかたまりの様にあったのですが、
今回は亀裂のような面白い形に変わりました。
地球へ到来する太陽風に影響が見られるのかどうか、
3日後くらいの様子に注目してください。


太陽は、南東の端から1673黒点群が現れました。
この他にも、1672群、1674群と2つの黒点群が出現して、
番号が付けられているのですが、
どちらも規模が小さく、掲載の写真では既に見えなくなっています。

フレアは、Bクラスの小さな変化が起きている程度です。
新しい1673黒点群の活動はどの程度でしょうか。



ノルウェー、ロフォーテン諸島の港町Stamsundで世界時14日20時半に撮影されたオーロラ。
(c) 吉田武史氏


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。