宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:16)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/15 --- ---
2/14 --- ---
2/13 02:46 C1.5

黒点  2/15 (NOAA)
磁場 フレア
1670 4 β C2
1671 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:07 377 +0.5
-2 h 381 -0.5
-4 h 384 +0.2
-6 h 393 +0.5
-8 h 384 -0.1
-10 h 385 +0.6
-12 h 397 -2.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 -21 -/ -
-2 h -17 -/ -
-4 h -22 -/ -
-6 h -19 -/ -
-8 h -23 -/ -
-10 h -23 -/ -
-12 h -27 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^2
2/15 0.3 2x10^2
2/14 0.4 4x10^1
2/13 0.3 4x10^1
2/12 0.4 1x10^2
2/11 0.3 4x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
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LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 2/10 09:24 太陽風の速度は400km/秒に下がっています。磁気圏は穏やかです。
2013/ 2/11 12:58 太陽風は低速になりましたが、磁場が南寄りになってオーロラの活動を起こしています。
2013/ 2/12 12:52 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。太陽も小さなフレアが起きた程度です。
2013/ 2/13 11:39 太陽の南西でフィラメント噴出が発生しました。太陽風磁場が南向きに振れ、オーロラを強めそうです。
2013/ 2/14 11:57 太陽風磁場が南寄りになり、オーロラが強まりました。太陽は穏やかです。
最新のニュース

2013/ 2/15 10:16 更新
太陽風磁場の南向きが続き、オーロラの活動も続きました。海の上からのオーロラ写真をどうぞ。

担当 篠原

北欧を旅行中の吉田武史さんより、
昨日のニュースで紹介した全天カメラの動画と同じ時間帯に撮影された
オーロラの写真をいただきました。

吉田さんは、フッティルーテンという沿岸急行船に乗って、
ノルウェーの北の果てから南のベルゲンへ向かっている途中で、
トロムソから2時間半ほどの海の上でこのオーロラを撮影されたとのことです。
このニュースでも連日トロムソの全天カメラのオーロラを紹介していましたが、
吉田さんは3日連続でオーロラを楽しむことができているそうです。

船のWiFiを使って撮りたての写真をメールしてくださったとのことで、
沿岸急行船の便利さに驚いています。

海の上からの珍しいオーロラの写真をどうもありがとうございます。
こんな景色を眺めながら旅をしてみたいです。



現在の太陽風は、
380km/秒と少し速度が上がって、やや低速の状態です。
磁場強度は、6nTから4nTへ下がり、平均よりやや弱めです。

磁場の南北成分は、世界時14日14時くらいまで
南向きの-5nTくらいに振れていました。
その影響で、AE指数もこの頃まで500nT前後の変化がずっと続いています。
昨夜はアラスカのライブカメラで、
ずっとオーロラの輝きを眺めることができました。

しかし、その後磁場の南北成分は0nT付近に下がりました。
それとともにAE指数の変化は小さくなり、オーロラの活動は弱まった様です。

太陽風は、現在の様な穏やかな状態がしばらく続きそうです。


太陽では、西の端に近付いた1670黒点群で、
C1.0の小規模フレアが発生しました。

目立った活動はその程度で、太陽は穏やかです。



ノルウェー、トロムソ沿岸で世界時13日20時半に撮影されたオーロラ。
(c) 吉田武史氏


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。