宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:39)
今日、C1.5の小規模フレアが発生しました。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/13 02:46 C1.5
2/12 --- ---
2/11 --- ---

黒点  2/13 (NOAA)
磁場 フレア
1667 1 α ---
1670 12 βγ C2
1671 1 α ---
1672 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:26 395 -4.8
-2 h 355 -2.4
-4 h 362 -1.6
-6 h 365 -1.8
-8 h 365 -1.2
-10 h 364 -1.5
-12 h 365 -1.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -12 -/ -
-2 h -10 -/ -
-4 h -10 -/ -
-6 h -4 -/ -
-8 h -10 -/ -
-10 h -9 -/ -
-12 h -3 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^1
2/13 0.3 4x10^1
2/12 0.4 1x10^2
2/11 0.3 4x10^1
2/10 0.5 4x10^1
2/ 9 0.6 2x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
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オーロラ帯 (CSSDP)
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TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 2/ 8 12:42 太陽風の磁場強度が高まっています。ニュージーランドの彗星の写真をご覧ください。
2013/ 2/ 9 12:37 太陽風の速度は450km/秒程度に上がっています。オーロラの活動も見られています。
2013/ 2/10 09:24 太陽風の速度は400km/秒に下がっています。磁気圏は穏やかです。
2013/ 2/11 12:58 太陽風は低速になりましたが、磁場が南寄りになってオーロラの活動を起こしています。
2013/ 2/12 12:52 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。太陽も小さなフレアが起きた程度です。
最新のニュース

2013/ 2/13 11:39 更新
太陽の南西でフィラメント噴出が発生しました。太陽風磁場が南向きに振れ、オーロラを強めそうです。

担当 篠原

太陽の南西部でフィラメントの噴出が発生しました。
SDO衛星AIA193の太陽全体写真の右下に、
爆発による明るい領域が見えています。

拡大写真による動画を掲載します。
爆発する様子もきれいですが、
黒い筋の様に見えるフィラメントが、
ゴムひものようにびよんびよん弾んでいる様子が面白いです。

このフィラメント噴出によって、
CME(太陽ガスの放出現象)が発生している可能性がありますが、
まだSOHO衛星などのデータを見ることができません。
地球からは斜め方向に噴き出しているので、影響はないでしょう。

また、1670黒点群でC1.5の小規模フレアが発生していますが、
太陽全体の活動は穏やかです。


太陽風は、昨日のニュース以降も
速度は370km/秒、磁場強度は4nTと低速の穏やかな状態が続いていました。

そして、今朝、13日10時(世界時13日1時)に小さな変化が到来して、
速度は400km/秒、磁場強度は8nTへそれぞれ小幅ですが高まっています。
大きな変化に繋がることはないでしょうが、
この後の変化に注目してください。

この変化の頃から、磁場の南北成分が -5nTと南向きにやや強まっています。
これから、オーロラの活動度が高まる可能性があります。

AE指数のグラフでも、図の後半から250nT程度の小さな変化が始まっています。
今後はもう少し規模の大きな活動になりそうです。




SDO衛星AIA193カメラによる、太陽の南西部で発生したフィラメントの噴出。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。