宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:57)
昨日、C1.5の小規模フレアが発生しています。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/14 --- ---
2/13 02:46 C1.5
2/12 --- ---

黒点  2/14 (NOAA)
磁場 フレア
1670 5 β C2
1671 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:47 356 -3.6
-2 h 363 +0.7
-4 h 379 -6.8
-6 h 372 -1.9
-8 h 365 -5.8
-10 h 360 +2.5
-12 h 343 +1.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -13 -/ -
-2 h -19 -/ -
-4 h -9 -/ -
-6 h -17 -/ -
-8 h -2 -/ -
-10 h -4 -/ -
-12 h -5 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^1
2/14 0.4 4x10^1
2/13 0.3 4x10^1
2/12 0.4 1x10^2
2/11 0.3 4x10^1
2/10 0.5 4x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
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黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 2/ 9 12:37 太陽風の速度は450km/秒程度に上がっています。オーロラの活動も見られています。
2013/ 2/10 09:24 太陽風の速度は400km/秒に下がっています。磁気圏は穏やかです。
2013/ 2/11 12:58 太陽風は低速になりましたが、磁場が南寄りになってオーロラの活動を起こしています。
2013/ 2/12 12:52 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。太陽も小さなフレアが起きた程度です。
2013/ 2/13 11:39 太陽の南西でフィラメント噴出が発生しました。太陽風磁場が南向きに振れ、オーロラを強めそうです。
最新のニュース

2013/ 2/14 11:57 更新
太陽風磁場が南寄りになり、オーロラが強まりました。太陽は穏やかです。

担当 篠原

昨日のニュース以降、太陽風の速度はすぐに下がって、
360km/秒と低速に、磁場強度も5nTと平均レベルに戻ってしまいました。
また、磁場の南北成分は北寄りに変わって、
磁気圏の活動は高まりませんでした。

しかし、夜になった頃から磁場強度がまた少し強まり、
やがて、磁場の南北成分が南向きに振れるようになって、
世界時13日17時以降は-5nTを超えるくらいの南向きが続くようになりました。

その影響で、磁気圏のオーロラの活動度も高まり、
AE指数では図の後半から800nTの中規模の変化が続いています。

その変化の一部である、
世界時13日20時頃のノルウェー・トロムソのオーロラの活動を、
国立極地研究所の全天カメラの動画で紹介します。


現在の太陽風磁場強度は5nTに下がり、強まりは終わっていますが、
南寄りの傾向は残っています。
引き続きオーロラの活動を見ることができるかもしれません。


太陽で昨日発生したフィラメント噴出によるCMEの様子を、
SOHO衛星LASCO C3の動画で紹介します。
淡いガスが右下方向に噴出しています。
地球への影響はなさそうです。

その後、フレアの発生は特になく、太陽の活動は静かです。




ノルウェー・トロムソの全天カメラにより撮影された、オーロラの活動。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SOHO衛星LASCO C3カメラによる、太陽の南西へ噴き出したCMEの様子。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。