宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2013/ 2/ 9 12:37 更新 太陽風の速度は450km/秒程度に上がっています。オーロラの活動も見られています。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日のニュースの直後に420km/秒へ上がりました。 その後もう少し上がって、430〜450km/秒付近で推移しています。 一方、磁場強度は10nTから6nTへ下がっています。 といっても、値としてはまだやや強めくらいの状態です。 太陽風の変動によって磁気圏の活動も強まり、 AE指数では200nTから600nTの変動が頻繁に発生しています。 27日周期の図を参考にすると、 前周期の太陽風速度の高まりはこれからです。 SDO衛星AIA193の南半球のコロナホールも西側へ半分ほど進み、 地球へ影響が及び始める目安の位置に来ています。 この後も、2〜3日程度の太陽風の高まりが見られそうです。 オーロラの活動にも注目してください。 太陽は、Bクラスの小さな変化が見られる程度で、 穏やかな状態が続いています。 今日は桜島の噴火が活発で、 朝から見事な噴煙が何度も空に上がっています。 風下はたいへんです(私の町にも少し降ってきました)。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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