宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:42)
一昨日、C8.8の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/ 8 --- ---
2/ 7 --- ---
2/ 6 09:03 C8.8

黒点  2/ 8 (NOAA)
磁場 フレア
1665 1 α ---
1667 6 β C9
1669 6 β C1
1670 5 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:37 369 +2.7
-2 h 373 -1.3
-4 h 372 +4.3
-6 h 374 +1.0
-8 h 371 -0.1
-10 h 369 +1.7
-12 h 365 +4.3

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -7 -/ -
-2 h -4 -/ -
-4 h -4 -/ -
-6 h -1 -/ -
-8 h -6 -/ -
-10 h -1 -/ -
-12 h -9 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^1
2/ 8 0.6 3x10^1
2/ 7 0.6 2x10^2
2/ 6 0.4 2x10^2
2/ 5 0.4 2x10^2
2/ 4 0.3 5x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
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X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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EIT284 (SOHO)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 2/ 3 14:10 太陽風の強まりによりオーロラの活動も高まりました。C2のフレアが2回発生しています。
2013/ 2/ 4 12:52 C8のフレアが発生しました。1月の黒点数は62.9でした。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。
2013/ 2/ 5 10:18 太陽風は350km/秒の低速風です。C2のフレアが2回発生しました。
2013/ 2/ 6 11:37 太陽でC6、C8のフレアが発生しています。太陽風は低速で磁気圏も静かです。
2013/ 2/ 7 11:37 昨日のC8フレアに伴ってCMEが発生しています。太陽風の磁場が少し強まっています。
最新のニュース

2013/ 2/ 8 12:42 更新
太陽風の磁場強度が高まっています。ニュージーランドの彗星の写真をご覧ください。

担当 篠原

ニュージーランド南島の米戸さんより、
最近話題になっているパンスターズ彗星とレモン彗星の写真をいただきました。

ニュージーランド南島は気温の変化が激しいそうで、
先週までは気温が30度に達するような暑い夏だったそうですが、
ここに来て最高17度、最低4度という寒さになっているそうです。
この写真も、寒冷前線通過後の寒さの中での撮影だったとのことです。

1枚目は、3月初めにかなり明るくなるのではないかと
予想されているパンスターズ彗星
2枚目は、日本からはしばらく見ることができないレモン彗星です。

3枚目は広角レンズで地平線から両彗星と天の川、南十字星まで捉えた写真で、
見ていてすごく気持ちの良い写真です。

どちらの彗星も見事な尾をひいています。
パンスターズ彗星は地平線に近いため、白んだ空との撮影になっていますが、
レモン彗星は暗い空の中で、きれいな色を見せてくれています。

こんな空を実際に眺めてみたくなる素晴らしい写真を
どうもありがとうございます。

これからニュージーランドなど南半球へ出かける予定の方は、
ぜひ観望に挑戦して下さい。
双眼鏡など持って行くと良さそうですね。


昨日から今日にかけて、
太陽風は速度が340km/秒から370km/秒へ少しだけ上がっています。
磁場強度は、今朝まで8nT前後で推移していましたが、
現在は10nTへもう一段強まっています。

SDO衛星AIA193の太陽写真を見ると、
南半球のコロナホールは西にだいぶ進んでいるので、
影響が及び始めているのかもしれません。
この後の速度の変化に注目してください。


太陽風磁場の南北成分は、南に北にとゆっくりと振れていますが、
磁場強度が高まっているので振れ幅も大きくなっています。
磁気圏へも影響していて、
AE指数は300〜500nTほどの変化が頻繁に発生しています。

太陽風の乱れはこの後も続く可能性が高いので、
引き続き、オーロラの活発な活動が期待できます。


太陽は、1667黒点群でBクラスの小さなフレアが起きている程度で、
全体としては穏やかです。




ニュージーランド南島で米戸実さんにより撮影されたパンスターズ彗星。
(c) 米戸 実氏


ニュージーランド南島で米戸実さんにより撮影されたレモン彗星。
(c) 米戸 実氏


両彗星を一望した写真。
(c) 米戸 実氏


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。