宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:43)
太陽フレアは静かです。
太陽風南向き磁場が大きくなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/ 2 --- ---
2/ 1 --- ---
1/31 --- ---

黒点  2/ 2 (NOAA)
磁場 フレア
1662 1 α ---
1663 6 α C1
1665 4 β ---
1666 1 α ---
1667 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:37 443 -6.3
-2 h 445 -1.7
-4 h 393 -1.9
-6 h 360 -1.6
-8 h 342 +6.1
-10 h 343 +6.0
-12 h 347 +2.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -9 -/ -
-2 h -6 -/ -
-4 h -4 -/ -
-6 h 4 -/ -
-8 h 5 -/ -
-10 h 5 -/ -
-12 h 3 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^1
2/ 2 0.3 1x10^2
2/ 1 0.4 5x10^2
1/31 0.4 3x10^2
1/30 0.3 2x10^2
1/29 0.4 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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EIT284 (SOHO)
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STEREO (STEREO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 1/28 12:32 太陽風の速度は下がり、穏やかな風になっています。アラスカのオーロラ写真をご覧ください。
2013/ 1/29 12:47 太陽風は400km/秒と平均的な速度が続いています。
2013/ 1/30 12:49 太陽風は350km/秒の低速風に変わり、磁気圏も穏やかです。
2013/ 1/31 11:11 太陽風の速度は300km/秒に下がりました。太陽も静かです。
2013/ 2/ 1 13:03 太陽でフィラメント噴出が発生して、CMEが発生しています。
最新のニュース

2013/ 2/ 2 12:43 更新
太陽風の磁場と速度が高まっています。オーロラも活動的になるかもしれません。

担当 篠原

今日の未明より、太陽風が再び強まっています。
磁場強度が5nTを超えて10nTに高まり、
速度も300km/秒台から450km/秒とやや高速になっています。

SDO衛星AIA304では、
赤道付近に少し濃くなったコロナホールが見えていましたが、
それに関係した変化なのでしょうか。

27日周期の図を見ると、
太陽風磁場のセクターが「A」から「T」に切り替わるところから
今回の変化が始まっています。
そう考えて前周期の太陽風の様子を見ると、
27日前の1月6日頃にも小さい規模で同様の変化が見られています。
この変化が強まって回帰してきた様です。


現在も太陽風の磁場強度は高まったままなので、
この後、速度がもう一段上昇する可能性があります。
更に高速の風となるのか、そうならずに磁場が下がってしまうのか、
ACE衛星の変化に注目してください。


磁気圏では、小規模の活動が起きています。
AE指数には、300nTほどの変化が断続的に観測されています。

現在の太陽風磁場の南北成分は、南寄りの傾向に変わっています。
磁場強度と速度が高まっていることもあり、
オーロラの活動も一段と活発化するかもしれません。


太陽は、北東の端(左上)から1667黒点群が顔を出しました。
しかし、特に活動はなく、太陽のフレア活動は静かです。

SDO衛星AIA304を見ていると、
南東の端でプロミネンスのきれいな変化が起きていました。
1日半の様子を動画で紹介します。
太陽の直径が地球の100倍以上あることを考えると、
なんとも巨大なループです。



SDO衛星AIA304カメラによる、太陽の南東端のプロミネンスの様子。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。