宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2013/ 1/29 12:47 更新 太陽風は400km/秒と平均的な速度が続いています。 担当 篠原 太陽風は、400km/秒と平均的な速度(ACEの黄色線)で安定しています。 磁場強度(白線)も3nT前後と、昨日の値のまま安定しています。 磁場の南北成分(赤線)は、図の前半は北寄り(プラス側)、 後半は南寄り(マイナス側)と傾向が分かれています。 このため、磁気圏の活動を示すAE指数のグラフも、 前半は変化がなくて、後半に入ると小さな変化が発生しています。 国立極地研究所のノルウェーの全天カメラを見ると、 弱いオーロラの活動が発生しているようです。 太陽風は、今後も低速の穏やかな状態が続くと思われますが、 27日周期の図を参照すると(1月2日頃)、 これから太陽風磁場のセクター境界がやって来るかもしれません。 前回は、境界通過と共に太陽風の磁場が少し強まって、南向きに振れ、 オーロラの活動をやや高めています。 これから同様の変化が見られるのでしょうか。 太陽は、早朝に西の端でC1.1の小規模フレアが発生しています。 Cクラスに届いたのは、1月20日以来です。 また、東の端から新しい黒点が顔を出しています。 今のところ、特に活動的という様子はありません。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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