宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2013/ 2/ 1 13:03 更新 太陽でフィラメント噴出が発生して、CMEが発生しています。 担当 篠原 太陽風は低速の状態が続いていますが、 昨夜から今日にかけて、速度が300km/秒から340km/秒に少し上がり、 磁場強度も、一時的に5nTに少し高まるという変化が到来しました。 変化としては小さい規模でしたが、 27日周期の図を見ると、この頃に磁場のセクター境界が来ていた様です。 磁場の大まかな方向が、 「T」から「A」に変わって、すぐに「T」に戻るという変化をしています。 前周期と比べると、変化の期間が短くなっています。 太陽風の変化は一段落ついた様で、この後も低速の状態が続きそうです。 太陽は、東側の南半球と北半球それぞれでフィラメントの噴出が発生しています。 SDO衛星AIA304による動画をご覧ください。 噴出はそれぞれCMEとなって、太陽の左下と左上に向って飛び出しています。 地球方向にもある程度向かっているかもしれません。 4日後くらいに注目してください。 GOES衛星のX線グラフは、少し高まっています。 東端の向こう側から活動的な領域が近づいている様です。 こちらの様子にも注目してください。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SOHO衛星LASCO C3カメラによる、太陽の東へ噴出した2つのCME。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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