宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2013/ 1/30 12:49 更新 太陽風は350km/秒の低速風に変わり、磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、400km/秒から350km/秒へゆっくりと下がりました。 磁場強度は、2〜3nTと弱まったまま安定しています。 昨日紹介した、太陽風磁場のセクターの切り替わりは到来しておらず、 太陽風は穏やかな状態です。 磁気圏も静穏で、AE指数は小さな変化が見られる程度です。 太陽風は、この後もしばらく低速の風が続きそうです。 一方、SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 太陽の中心の少し左に小さなコロナホールが見えています。 このコロナホールは、27日前にも淡く見えていたのですが、 太陽風への影響は特にありませんでした。 現在のコロナホールは、その時よりは少し濃くなっています。 今回は弱い影響が見られたりするでしょうか。 太陽東端の北半球側に見えていた黒点群は、1665群と番号が付きました。 また、南半球側にも小さい黒点が現われ、1666群となっています。 フレアの活動は特になく、X線のグラフは静かです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |