宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/ 1/28 12:32 更新 太陽風の速度は下がり、穏やかな風になっています。アラスカのオーロラ写真をご覧ください。 担当 篠原 アラスカにお住まいの今野さんより、 満月の中で発生した活発なオーロラの写真をいただきました。 昨日紹介した全天カメラでは、 明るい月も入ってしまうのでまぶしく写ってしまいますが、 月の明るさを利用することで、地上の景色を美しく写し込んでいます。 オーロラのこういう楽しみ方は、月のある時ならではですね。 個人的には、大きな雪だるまや、深さのありそうな雪原など、 鹿児島では見ることができないものばかりなので、 この様なオーロラ写真は、より一層心が沸き立ちます。 見事な写真をどうもありがとうございます。 現在の太陽風は、速度が400km/秒と平均的なレベルに下がり、 高速風は終わっています。 ACE衛星のグラフを見ると、 太陽風が500km/秒くらいだったのは昨日の昼過ぎまでで、 以降、1日かけてゆっくりと400km/秒へ下がっています。 27日周期の図を見ると、太陽風速度の高まりは、 前回よりは長く続きましたが、2日ほどで終わりました。 太陽風の磁場強度も、4nTから3nTヘ更に弱まっています。 磁場の南北成分は、0nT付近を小さく変化するようになり、 オーロラの活動は弱まっている様です。 AE指数は、300nTの小さな変化が2回記録されているくらいです。 太陽風の高まりは通り過ぎて、 しばらく穏やかな太陽風が続くでしょう。 太陽の活動も静かです。 フレア活動は特になく、黒点も小さな群が3つあるだけです。 (c) ミチ 今野氏 アラスカの今野さんにより、満月の中で撮影された活発なオーロラ。 (c) ミチ 今野氏 アラスカの今野さんにより、満月の中で撮影された活発なオーロラ。 (c) ミチ 今野氏 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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