宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:32)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/28 --- ---
1/27 --- ---
1/26 --- ---

黒点  1/28 (NOAA)
磁場 フレア
1661 5 β ---
1662 2 α ---
1663 7 β ---
1664 6 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:26 412 -0.2
-2 h 414 +0.4
-4 h 420 +0.2
-6 h 426 -0.7
-8 h 430 -0.4
-10 h 433 -0.6
-12 h 448 -0.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -25 -/ -
-2 h -27 -/ -
-4 h -29 -/ -
-6 h -31 -/ -
-8 h -32 -/ -
-10 h -33 -/ -
-12 h -37 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 9x10^1
1/28 0.3 2x10^2
1/27 0.4 4x10^1
1/26 0.4 5x10^2
1/25 0.4 5x10^2
1/24 0.4 6x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
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衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 1/23 13:15 フィラメントの噴出で弱いCMEが発生しています。太陽風は低速で、磁気圏も静かです。
2013/ 1/24 13:55 フィラメントの噴出が次々に発生しています。太陽風は低速で、コロナホールの影響はまだありません。
2013/ 1/25 11:56 太陽風は280km/秒と低速の状態です。コロナホールの影響は到来するでしょうか。
2013/ 1/26 11:45 太陽風の擾乱が到来しました。磁場強度が大きく強まり、速度も上がっています。
2013/ 1/27 11:15 太陽風の速度は500km/秒に高まっています。磁気圏の活動も強まりました。
最新のニュース

2013/ 1/28 12:32 更新
太陽風の速度は下がり、穏やかな風になっています。アラスカのオーロラ写真をご覧ください。

担当 篠原

アラスカにお住まいの今野さんより、
満月の中で発生した活発なオーロラの写真をいただきました。

昨日紹介した全天カメラでは、
明るい月も入ってしまうのでまぶしく写ってしまいますが、
月の明るさを利用することで、地上の景色を美しく写し込んでいます。
オーロラのこういう楽しみ方は、月のある時ならではですね。

個人的には、大きな雪だるまや、深さのありそうな雪原など、
鹿児島では見ることができないものばかりなので、
この様なオーロラ写真は、より一層心が沸き立ちます。

見事な写真をどうもありがとうございます。



現在の太陽風は、速度が400km/秒と平均的なレベルに下がり、
高速風は終わっています。
ACE衛星のグラフを見ると、
太陽風が500km/秒くらいだったのは昨日の昼過ぎまでで、
以降、1日かけてゆっくりと400km/秒へ下がっています。

27日周期の図を見ると、太陽風速度の高まりは、
前回よりは長く続きましたが、2日ほどで終わりました。

太陽風の磁場強度も、4nTから3nTヘ更に弱まっています。
磁場の南北成分は、0nT付近を小さく変化するようになり、
オーロラの活動は弱まっている様です。
AE指数は、300nTの小さな変化が2回記録されているくらいです。

太陽風の高まりは通り過ぎて、
しばらく穏やかな太陽風が続くでしょう。


太陽の活動も静かです。
フレア活動は特になく、黒点も小さな群が3つあるだけです。



アラスカの今野さんにより、満月の中で撮影された活発なオーロラ。
(c) ミチ 今野氏


アラスカの今野さんにより、満月の中で撮影された活発なオーロラ。
(c) ミチ 今野氏


アラスカの今野さんにより、満月の中で撮影された活発なオーロラ。
(c) ミチ 今野氏


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。