宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:15)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気嵐がやや発達しています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/27 --- ---
1/26 --- ---
1/25 --- ---

黒点  1/27 (NOAA)
磁場 フレア
1660 6 β ---
1661 5 β ---
1662 1 α ---
1663 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:07 494 -1.5
-2 h 530 -1.3
-4 h 532 -0.4
-6 h 474 -6.2
-8 h 493 -0.1
-10 h 482 +4.2
-12 h 507 -6.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -45 -/ -
-2 h -37 -/ -
-4 h -41 -/ -
-6 h -31 -/ -
-8 h -31 -/ -
-10 h -28 -/ -
-12 h -22 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^1
1/27 0.3 4x10^1
1/26 0.4 5x10^2
1/25 0.4 5x10^2
1/24 0.4 6x10^2
1/23 0.4 5x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
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LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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Live!オーロラ (遊造)
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TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 1/22 09:24 太陽の活動は静かです。太陽風も350km/秒と低速です。
2013/ 1/23 13:15 フィラメントの噴出で弱いCMEが発生しています。太陽風は低速で、磁気圏も静かです。
2013/ 1/24 13:55 フィラメントの噴出が次々に発生しています。太陽風は低速で、コロナホールの影響はまだありません。
2013/ 1/25 11:56 太陽風は280km/秒と低速の状態です。コロナホールの影響は到来するでしょうか。
2013/ 1/26 11:45 太陽風の擾乱が到来しました。磁場強度が大きく強まり、速度も上がっています。
最新のニュース

2013/ 1/27 11:15 更新
太陽風の速度は500km/秒に高まっています。磁気圏の活動も強まりました。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨日の午後に500km/秒に上がりました。
現在までそのまま高速状態が続いています。
一方、磁場強度は、昨日より10nTに強まった状態が続いていましたが、
今朝、27日6時(世界時26日21時)に急に下がって、
4nTと平均的なレベルに戻っています。

27日周期の図を見ると、
今回の太陽風の変動は、磁場強度の強まり、速度の高まりともに
前周期(12月30日〜)の変化よりも大きくなっています。
高速太陽風も2〜3日程度続くかもしれません。


磁気圏の活動も高まっています。
太陽風の速度が高まった頃から、
磁場の南北成分が0nTをはさんで南北に変動するようになり、
速度が高まっていることも重なって、
AE指数で700〜1000nTの中規模の変化が半日ほど続いています。
極域ではにぎやかなオーロラの活動が見られたのではないでしょうか。

ノルウェーの全天カメラでもオーロラが撮影されています。
トロムソとスバールバル島Longyearbyenの写真を掲載します。
満月がとても明るくて、
まぶしい輝きにオーロラが負けそうになっています。


太陽風の磁場強度が平均的な値に下がってきたので、
太陽風の乱れは中盤に達している様です。
速度の変化も、既に最高速度に達していると思われます。
高速状態は、今日、明日くらいまででしょうか。

磁場強度が下がったことで、南向きの変化も小幅になります。
オーロラの活動は、これまでより小規模になるでしょう。


太陽は目立ったフレアはなく、穏やかです。

南東に1663黒点群が発生しています。
また、掲載の写真では北西にも黒点が現われています。



ノルウェー・トロムソの全天カメラで撮影されたオーロラ。
(c) 国立極地研究所


ノルウェー・スバールバル島Longyearbyenの全天カメラで撮影されたオーロラ。
(c) 国立極地研究所


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。