宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/ 1/27 11:15 更新 太陽風の速度は500km/秒に高まっています。磁気圏の活動も強まりました。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日の午後に500km/秒に上がりました。 現在までそのまま高速状態が続いています。 一方、磁場強度は、昨日より10nTに強まった状態が続いていましたが、 今朝、27日6時(世界時26日21時)に急に下がって、 4nTと平均的なレベルに戻っています。 27日周期の図を見ると、 今回の太陽風の変動は、磁場強度の強まり、速度の高まりともに 前周期(12月30日〜)の変化よりも大きくなっています。 高速太陽風も2〜3日程度続くかもしれません。 磁気圏の活動も高まっています。 太陽風の速度が高まった頃から、 磁場の南北成分が0nTをはさんで南北に変動するようになり、 速度が高まっていることも重なって、 AE指数で700〜1000nTの中規模の変化が半日ほど続いています。 極域ではにぎやかなオーロラの活動が見られたのではないでしょうか。 ノルウェーの全天カメラでもオーロラが撮影されています。 トロムソとスバールバル島Longyearbyenの写真を掲載します。 満月がとても明るくて、 まぶしい輝きにオーロラが負けそうになっています。 太陽風の磁場強度が平均的な値に下がってきたので、 太陽風の乱れは中盤に達している様です。 速度の変化も、既に最高速度に達していると思われます。 高速状態は、今日、明日くらいまででしょうか。 磁場強度が下がったことで、南向きの変化も小幅になります。 オーロラの活動は、これまでより小規模になるでしょう。 太陽は目立ったフレアはなく、穏やかです。 南東に1663黒点群が発生しています。 また、掲載の写真では北西にも黒点が現われています。 (c) 国立極地研究所 ノルウェー・スバールバル島Longyearbyenの全天カメラで撮影されたオーロラ。 (c) 国立極地研究所 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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