宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/ 1/22 09:24 更新 太陽の活動は静かです。太陽風も350km/秒と低速です。 担当 篠原 太陽の南半球に三角形をしたコロナホールが広がっています。 東端に現れて現在の位置に来るまでの6日間を動画にしました。 コロナホールがこちらに向ってくる様子をご覧ください。 コロナホールの中心の緯度はやや高めですが、 全体が濃く大きく広がっていることや、 低緯度側にも細長く伸びているので、 地球へ到来する太陽風にも影響が見られそうです。 速度の変化や磁場強度の高まりなど、 明後日24日か、25日くらいから変化が見られるかもしれません。 オーロラの活動の高まりも期待できます。 一方、太陽のフレア活動は静かです。 1654黒点群は完全に見えなくなり、 1660黒点群は、広がりや黒点の数などが増加していますが、 目立ったフレアの活動は起こしていません。 太陽風は、速度が更に下がって、350km/秒と完全に低速の状態です。 磁場強度も、2nTと弱まっています。 ACEの磁場グラフは、 途中にエラーデータがあるために見にくくなっています。 磁気圏も概ね静穏で、AE指数は小さな変化が見られる程度です。 コロナホールの影響が到来するまで、 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかな状態が続くでしょう。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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