宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/ 1/19 12:07 更新 C5.8のフレアが発生しました。太陽風は450km/秒とやや高速です。 担当 篠原 この10日間ほど太陽面をにぎわせていた1654黒点群が、 いよいよ西の端に近付いています。 最後の様子を拡大写真で紹介します。 黒点の形も単純になってしまって、 東の端に登場した頃の迫力はなくなっています。 1654群は再びフレアを起こしていて、 今日未明、19日2時(世界時18日17時)のC5.8と、 その前後にC1.0、C2.3の小規模フレアを起こしています。 また太陽の北東(左上)には、小さい1659黒点群が発生しています。 X線の動画では、小さい活動を頻繁に起こしています。 今後、更に発達するようだと注目してください。 太陽風は、昨夜、18日20時(世界時18日11時)頃に、 段差の様なものが来て、 磁場強度が10nTから5nTに下がる一方、 速度は400km/秒から450km/秒に高まる変化が見られています。 半日ほど経過した現在も、太陽風は同じような状態です。 太陽風磁場の南北成分は、 昨日のニュースの直後に北向き(プラス側)に変わり、 オーロラの活動は穏やかになってしまいました。 今日に入った頃から、磁場は0nTをはさんで変化するようになり、 速度がやや高まっている影響もあるのか、 AE指数には小さな変化が見られています。 この1週間ほど見られていた太陽風の変動は、 そろそろ終わって、この後は低速の穏やかな状態になりそうです。 27日周期の図を参考にすると、1週間ほど低速の風が続き、 1月26〜27日頃に小さな変動が回帰してくるかもしれません。 この週末は大学入試のセンター試験とのことですが、 鹿児島高専でも今日は推薦入試を行っています。 中学3年生の受験生たちが教室でがんばっています。 今日の学校は、静かな中に緊張感が漂っています。 西の端に近付いた1654黒点群。 (c) SDO (NASA) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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