宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/ 1/18 11:54 更新 太陽風磁場が南向きに強まり、磁気圏の活動が強まっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、370km/秒と昨日から少し下がりましたが、 磁場強度は、昨夜、10nTから15nTへ一旦強まり、 その後ゆっくり下がって、半日ほどで10nTに戻っています。 現在も磁場強度は高まったままです。 注目していた磁場の南北成分は、 昨夜、17日21時半(世界時17日12時半)に、 それまでの北向きから南向きの傾向に切り替わりました。 そして、-10nT前後の強い南向きになり、 その後振れ幅は小さくなっていますが、 現在も-5nT前後と南向きに振れ続けています。 この影響で、AE指数は500nT前後の変動が半日ほど続いています。 ノルウェー・スバールバル島Longyearbyenの全天カメラによる オーロラの活動をご覧ください。 オーロラは、写真の下の方で活動しています。 今夜はLongyearbyenよりも緯度の低い地域を中心に発生していたようです。 Longyearbyenの低緯度側にあるトロムソは曇っていたのですが、 晴れていればきれいなオーロラが見えたのかもしれません。 また、Dst指数も -60nT程度の変化が発生していて、 小規模の磁気嵐になっています。 太陽風磁場の南向きの傾向がこのまま続けば、 今夜のアラスカは観望のチャンスになりそうです。 太陽風磁場の強まりは、ゆっくりと弱まる傾向にあります。 明日には平均的な強度に戻っているかもしれません。 太陽は、Bクラスの小さなフレアが発生しているだけで、 だいぶ静かになっています。 1月3日から16日まで、2週間にわたって Cクラス以上のフレアが毎日発生していたのですが、 昨日、17日(世界時)で途切れてしまいました。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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