宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:16)
今日、C2.2の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/17 03:23 C2.2
1/16 07:49 C1.8
1/15 14:52 C2.2
00:24 C3.4

黒点  1/17 (NOAA)
磁場 フレア
1652 2 α ---
1654 18 βγδ C3
1656 1 α ---
1658 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:06 415 +5.8
-2 h 410 +3.2
-4 h 399 +2.4
-6 h 396 -0.2
-8 h 397 -1.4
-10 h 410 -2.1
-12 h 390 -0.8

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 3 -/ -
-2 h -6 -/ -
-4 h -13 -/ -
-6 h -14 -/ -
-8 h -14 -/ -
-10 h -14 -/ -
-12 h -19 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.8 9x10^2
1/17 0.9 1x10^3
1/16 0.3 1x10^3
1/15 0.3 5x10^2
1/14 0.3 8x10^1
1/13 0.3 2x10^1

静か 激しい 非常に


















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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 1/12 13:36 1654黒点群で、M1のフレアが2回発生しました。今後も活動は続きそうです。
2013/ 1/13 12:36 M1.0の中規模フレアが発生しました。ムルマンスクのオーロラ写真をご覧ください。
2013/ 1/14 09:12 太陽風の速度が500km/秒に上がっています。M1.7の中規模フレアが発生しました。
2013/ 1/15 09:32 500km/秒の高速太陽風が続いています。Cクラスのフレアが続いています。
2013/ 1/16 13:06 太陽のフレア活動は弱くなっている様です。太陽風の速度は400km/秒に下がっています。
最新のニュース

2013/ 1/17 13:16 更新
太陽風の磁場強度が少し強まっています。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

ロシア・ムルマンスクの福島さんより、
ムルマンスク州南部のウンバ町(北緯66度40分東経34度20分)で
1月15日に撮影されたオーロラの写真が届きました。
どうもありがとうございます。
横幅たっぷりの迫力ある写真をご覧ください。

詳しい撮影時刻は分かりませんが、
一昨日のニュースで紹介したオーロラの頃の様子かもしれません。
ムルマンスクの町は大雪になっているそうです。
まだまだ厳しい季節が続きますね。

この写真は、撮影後すぐとも言える
昨日の早朝にいただいていたのですが、
大阪に出かけていたので掲載が今日になってしまいました。



現在の太陽風は、420km/秒と平均的な速度で安定しています。
磁場強度は今朝までは5nTで安定していたのですが、
17日10時(世界時17日1時)頃から強まり始めて、
現在は12nT程度に高まっています。

その少し前に越えた、磁場の大まかな方向が変わるセクター境界
に関係した変化かもしれません。
あるいは、前周期の12月20〜21日の太陽風の弱い高まりが
回帰するのでしょうか。

現在の磁場の南北成分は北寄りに推移しています。
磁場強度が高まっているので、南向きに振れると、
オーロラの活動が強まる可能性があります。

現在の磁気圏は概ね静穏で、
AE指数は小さな変化が見られる程度です。


太陽は、黒点群がだんだん少なくなって、
可視光写真は寂しくなってきました。

フレアの活動も、南西の端でC2.2の小規模フレアが発生した程度です。
このフレアに伴って、弱いCMEが発生しています。
SOHO衛星LASCO C2による動画を掲載します。
地球からは横方向への噴出なので、影響はないでしょう。



ムルマンスク州南部のウンバ町で撮影されたオーロラ。撮影はパベル・デレスツォフ氏。
(c) 福島留美氏、パベル・デレスツォフ氏


SOHO衛星LASCO C2カメラによる、南西方向のCME。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。