宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/ 1/17 13:16 更新 太陽風の磁場強度が少し強まっています。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。 担当 篠原 ロシア・ムルマンスクの福島さんより、 ムルマンスク州南部のウンバ町(北緯66度40分東経34度20分)で 1月15日に撮影されたオーロラの写真が届きました。 どうもありがとうございます。 横幅たっぷりの迫力ある写真をご覧ください。 詳しい撮影時刻は分かりませんが、 一昨日のニュースで紹介したオーロラの頃の様子かもしれません。 ムルマンスクの町は大雪になっているそうです。 まだまだ厳しい季節が続きますね。 この写真は、撮影後すぐとも言える 昨日の早朝にいただいていたのですが、 大阪に出かけていたので掲載が今日になってしまいました。 現在の太陽風は、420km/秒と平均的な速度で安定しています。 磁場強度は今朝までは5nTで安定していたのですが、 17日10時(世界時17日1時)頃から強まり始めて、 現在は12nT程度に高まっています。 その少し前に越えた、磁場の大まかな方向が変わるセクター境界 に関係した変化かもしれません。 あるいは、前周期の12月20〜21日の太陽風の弱い高まりが 回帰するのでしょうか。 現在の磁場の南北成分は北寄りに推移しています。 磁場強度が高まっているので、南向きに振れると、 オーロラの活動が強まる可能性があります。 現在の磁気圏は概ね静穏で、 AE指数は小さな変化が見られる程度です。 太陽は、黒点群がだんだん少なくなって、 可視光写真は寂しくなってきました。 フレアの活動も、南西の端でC2.2の小規模フレアが発生した程度です。 このフレアに伴って、弱いCMEが発生しています。 SOHO衛星LASCO C2による動画を掲載します。 地球からは横方向への噴出なので、影響はないでしょう。 (c) 福島留美氏、パベル・デレスツォフ氏 SOHO衛星LASCO C2カメラによる、南西方向のCME。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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