宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:14)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏の最新データがありません。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/21 --- ---
1/20 --- ---
1/19 02:41 C2.3
01:49 C5.8

黒点  1/21 (NOAA)
磁場 フレア
1654 9 βγ C6
1658 1 α ---
1660 8 β C1

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:59 389 -2.5
-2 h 386 -2.0
-4 h 388 +0.7
-6 h 388 +0.9
-8 h 401 +1.6
-10 h 410 +1.3
-12 h - -

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 - -/ -
-2 h -22 -/ -
-4 h -21 -/ -
-6 h -21 -/ -
-8 h -22 -/ -
-10 h -24 -/ -
-12 h -27 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 4x10^2
1/21 0.2 5x10^2
1/20 0.5 3x10^2
1/19 0.5 2x10^3
1/18 1.4 2x10^3
1/17 2.1 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 1/16 13:06 太陽のフレア活動は弱くなっている様です。太陽風の速度は400km/秒に下がっています。
2013/ 1/17 13:16 太陽風の磁場強度が少し強まっています。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。
2013/ 1/18 11:54 太陽風磁場が南向きに強まり、磁気圏の活動が強まっています。
2013/ 1/19 12:07 C5.8のフレアが発生しました。太陽風は450km/秒とやや高速です。
2013/ 1/20 12:38 1654黒点群が西に没しつつあります。太陽風磁場が南向きに振れています。
最新のニュース

2013/ 1/21 12:14 更新
太陽風はやや低速です。太陽の南半球にコロナホールが広がっています。

担当 篠原

太陽の1654黒点群は、西の端に沈みました。
最後に、C1.1の小規模フレアを起こしています。

残った黒点群は2つで、
中央の1660黒点群はやや発達して、黒点が増えています。


太陽風は、速度が380km/秒に下がり、
やや低速の風になっています。
磁場強度も、3〜4nTとやや弱めの値です。

磁場の南北成分は、昨日の南寄りから、
一旦、北寄りに変わって、今朝から再び南寄りに戻っています。
しかし、磁場の強さが下がっているため、
南向きも-2〜-3nTと弱い振れ方です。

磁気圏の変動も、太陽風磁場の変化に合わせて、
AE指数のグラフの前半で500nT程度の活動が発生していますが、
中程から静かになっています。
現在の南向きの影響がこれから見られそうですが、
規模は小さなものに留まるでしょう。


太陽風は、低速の穏やかな状態が続くと思われます。
SDO衛星AIA193で太陽のコロナを見ると、
南半球側に大きくコロナホールの暗い領域が広がっています。

コロナホールは、太陽の磁場が外側へ向って広がっている領域で、
速度の高い太陽風が吹き出しています。
そのため、コロナの密度が減って暗く見えています。

コロナホールの先頭(右端)が太陽の中央線付近に来ているので、
3日後の24日頃から太陽風に影響が見られるかもしれません。
緯度が高めなので、どの程度の影響が到来するのか注目してください。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。