宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/ 1/14 09:12 更新 太陽風の速度が500km/秒に上がっています。M1.7の中規模フレアが発生しました。 担当 篠原 国立極地研究所がノルウェー・スバールバル島の Longyearbyenに設置している全天カメラで、 空が暗くなって行く頃から夜にかけて、 きれいなオーロラの活動が撮影されていました。 ファイルサイズが大きくなってしまいますが、 今日はいつもより長めの動画をお楽しみ下さい。 太陽風は、速度が400km/秒から500km/秒に上がり、 高速の状態に変わっています。 27日周期の図で見ると、 前周期の太陽風の変化をそのままたどっている様です。 太陽風の磁場強度も、8nT前後とやや強まった状態です。 そして、南北成分は比較的南寄りに振れています。 このため、磁気圏の活動もやや高まっていて、 AE指数のグラフを見ると、 後半は500nT前後の変化がずっと続いています。 最初に紹介したLongyearbyenのオーロラも、 AE指数の後半の高まりの最初の部分を見ていたものです。 (世界時13日14時から16時にかけて) 太陽風の高まりは、更に3〜4日程度続く可能性があります。 オーロラの活動もしばらく楽しみになってきました。 太陽は、昨夕、13日17時半(世界時13日8時半)に、 北西部の1652黒点群でM1.7の中規模フレアが発生しています。 1652黒点群は、この他にC1〜3程度のフレアを6回程度起こしていて、 活動的な状態が続いています。 一方、大きな姿を保っている1654黒点群も、 C1〜2のフレアを3回ほど発生させています。 こちらは、可視光による現在の拡大写真を掲載します。 昨日と比べると、右側の黒点が左右に更に分かれ、 全体的に黒点の見え方が少なくなっているように感じます。 今後、これらの黒点群がどのような活動を起こすのか、 引き続き注目してください。 ノルウェー・スバールバル島のLongyearbyenで全天カメラによって撮影されたオーロラ。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星による、1653黒点群の拡大写真。 (c) SDO (NASA) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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