宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:32)
今日、C3.4の小規模フレアが発生しました。
また、M1.7の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気嵐がやや発達しています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/15 00:24 C3.4
1/14 09:48 C6.5
02:38 C2.7
00:48 C2.7
1/13 17:18 M1.7
16:41 C3.2
15:54 C2.7
09:46 M1.0
06:55 C3.1
06:28 C2.8
04:25 C3.9
00:27 C2.0

黒点  1/14 (NOAA)
磁場 フレア
1649 3 β ---
1650 3 β ---
1652 16 βγ M2
1654 31 βγ C4
1656 7 β ---
1658 6 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:26 505 +0.4
-2 h 500 -1.0
-4 h 510 +0.1
-6 h 518 +1.0
-8 h 540 -0.1
-10 h 529 +0.8
-12 h 531 -0.0

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:30 -45 -/ -
-2 h -53 -/ -
-4 h -48 -/ -
-6 h -60 -/ -
-8 h -44 -/ -
-10 h -55 -/ -
-12 h -47 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^2
1/15 0.3 3x10^2
1/14 0.3 8x10^1
1/13 0.3 2x10^1
1/12 0.4 3x10^1
1/11 0.4 2x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 1/10 12:23 1654黒点群が大きな姿を見せています。太陽風は低速です。
2013/ 1/11 13:03 1654黒点群でC8のフレアが発生しました。黒点の変化が目立っています。
2013/ 1/12 13:36 1654黒点群で、M1のフレアが2回発生しました。今後も活動は続きそうです。
2013/ 1/13 12:36 M1.0の中規模フレアが発生しました。ムルマンスクのオーロラ写真をご覧ください。
2013/ 1/14 09:12 太陽風の速度が500km/秒に上がっています。M1.7の中規模フレアが発生しました。
最新のニュース

2013/ 1/15 09:32 更新
500km/秒の高速太陽風が続いています。Cクラスのフレアが続いています。

担当 篠原

太陽風の速度は、500km/秒と高速の状態で安定しています。
一方、磁場強度は5nTを割って、4nTほどに下がり、
弱まってきたようです。
ここまでの展開は、27日前の太陽風の変化とよく似ています。
前周期は、もう3日ほど速度の高まりが続いたのですが、
今回はどこまで続くでしょうか。

太陽風磁場の南北成分は、
0nTをはさんで南北に小さく振れる程度ですが、
速度が高まっている影響か、
AE指数では300nTほどの小規模の変動が続いています。

昨日に続いて、ノルウェー・スバールバル島の
Longyearbyenのオーロラを紹介します。
今日は1時間で始まって終わるコンパクトな見え方です。


太陽は、昨日のニュースの直後、14日10時(世界時14日1時)に
1652黒点群で発生したC6.5のフレアを最高に、
C1〜3のフレアが5回ほど発生しています。

GOES衛星のX線グラフの様子では、
全体の活動度は下がっているように見えます。

太陽の中央の1654黒点群は、東西にずいぶん長く伸びてしまいました。
こうなると1つの群ではない様にも見えます。
そこで、SDO衛星の可視光写真と磁場分布の写真を並べてみました
(今日の2枚め)。

すると、細長く広がった左側半分は白色(N極)に、
右側半分は黒色(S極)に分かれています。
この広がり全体で、N極とS極のセットになっている様です。

この写真では、右上に1652黒点群、左上に1656黒点群も見えています。
どちらも白(N)と黒(S)が左右に並んでいることが分かります。




ノルウェー・スバールバル島のLongyearbyenで全天カメラによって撮影されたオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


1654黒点群の可視光写真と磁場分布の比較。
(c) SDO (NASA)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。