宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/ 1/15 09:32 更新 500km/秒の高速太陽風が続いています。Cクラスのフレアが続いています。 担当 篠原 太陽風の速度は、500km/秒と高速の状態で安定しています。 一方、磁場強度は5nTを割って、4nTほどに下がり、 弱まってきたようです。 ここまでの展開は、27日前の太陽風の変化とよく似ています。 前周期は、もう3日ほど速度の高まりが続いたのですが、 今回はどこまで続くでしょうか。 太陽風磁場の南北成分は、 0nTをはさんで南北に小さく振れる程度ですが、 速度が高まっている影響か、 AE指数では300nTほどの小規模の変動が続いています。 昨日に続いて、ノルウェー・スバールバル島の Longyearbyenのオーロラを紹介します。 今日は1時間で始まって終わるコンパクトな見え方です。 太陽は、昨日のニュースの直後、14日10時(世界時14日1時)に 1652黒点群で発生したC6.5のフレアを最高に、 C1〜3のフレアが5回ほど発生しています。 GOES衛星のX線グラフの様子では、 全体の活動度は下がっているように見えます。 太陽の中央の1654黒点群は、東西にずいぶん長く伸びてしまいました。 こうなると1つの群ではない様にも見えます。 そこで、SDO衛星の可視光写真と磁場分布の写真を並べてみました (今日の2枚め)。 すると、細長く広がった左側半分は白色(N極)に、 右側半分は黒色(S極)に分かれています。 この広がり全体で、N極とS極のセットになっている様です。 この写真では、右上に1652黒点群、左上に1656黒点群も見えています。 どちらも白(N)と黒(S)が左右に並んでいることが分かります。 ノルウェー・スバールバル島のLongyearbyenで全天カメラによって撮影されたオーロラ。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 1654黒点群の可視光写真と磁場分布の比較。 (c) SDO (NASA) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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