宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/ 1/13 12:36 更新 M1.0の中規模フレアが発生しました。ムルマンスクのオーロラ写真をご覧ください。 担当 篠原 ロシア・ムルマンスクの福島さんより、 ムルマンスク州中央にある州最大の湖イマンドラ湖上で 1月12日に撮影されたオーロラの写真が届きました。 昨日のニュースのAE指数のグラフで見られた 小さな変動の頃に撮影された写真かもしれません。 雲越しに鮮やかなオーロラの光が見えています。 透明感のある美しい写真です。 画面手前は湖面でしょうか。 白く凍りついているように見えますね。 福島さんによると、 ムルマンスク市では1月11日にやっと初日の出が観測されたそうです。 送っていただいたオーロラ写真としては、2013年第一号です。 どうもありがとうございます。 太陽風は、速度は370km/秒から400km/秒に、 磁場強度は5nTから7nTに、それぞれ少しだけ高まっています。 27日周期の図の前周期に見られた太陽風の弱い高まりが 戻ってきている様です。 前周期通りであれば、 これから4〜5日程度太陽風の高まりが続く可能性があります。 前周期のこの期間は、オーロラもやや活動的な状態が続きました。 引き続き注目してください。 太陽は、昨日のニュースの後しばらく静かになっていましたが、 日本時間で今日、13日に入った頃から、 1654黒点群と右側の1652黒点群でフレアが増え始め、 C1〜4程度のフレアが、1654群で4回、1652群で3回発生して、 今朝、13日10時(世界時13日1時)に、 1652黒点群でM1.0の中規模フレアが発生しました。 この他にも、1656黒点群や、東端から現れた新しい領域でも 小さな活動が発生していて、太陽の動きにも注目してください。 1653黒点群は、今日も大きな姿を保っています。 今日の鹿児島は雨で、太陽を見ることができないのですが、 まだ肉眼で見つけることができるかもしれません。 日食用の太陽メガネなどを使って、挑戦してはいかがでしょうか。 (c) 福島留美氏 SDO衛星による、1653黒点群の拡大写真。 (c) SDO (NASA) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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