宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/ 1/12 13:36 更新 1654黒点群で、M1のフレアが2回発生しました。今後も活動は続きそうです。 担当 篠原 太陽の中央やや左上に大きく発達した1654黒点群は、 昨夕、1月11日18時(世界時11日9時)にM1.2、 深夜、12日0時(世界時11日15時)にM1.0と、 Mクラスの中規模フレアを2回起こしました。 その前にも、C9.2と大きいCクラスフレアや、 C1〜C5のフレアを10回ほど発生させています。 活発になった様子を、GOES衛星X線カメラの動画で紹介します。 この24時間の活動です。 チカチカと頻繁にフレアの輝きが発生しています。 X線のグラフでも短時間の変化は頻繁に発生しています。 次に、SDO衛星の可視光拡大写真で、 複雑に発達した1654黒点群の姿をご覧ください。 今日の鹿児島は晴天なので、太陽メガネで太陽を見たところ、 なんとか1654黒点群を肉眼で見つけることができました。 太陽の中心に近づいてきたので、昨日より見易くなっている印象です。 もし、日食用の太陽メガネなどをお持ちでしたら、 挑戦してはいかがでしょうか。 1654黒点群は今後もフレアの発生が続く可能性があります。 引き続き注目してください。 太陽風は、今朝くらいから速度が380km/秒ほどに少し上がっています。 磁場強度も一時的に8nTくらいに上がるなどしています。 27日周期の図で、前周期(12月17〜21日頃)に見られた太陽風の高まりが 回帰しようとしているのかもしれません。 AE指数には200nTほどの小さな変化が記録されています。 極域ではオーロラの活動がある程度発生したのかもしれません。 太陽風の磁場強度は5nT程度を推移しています。 南北成分が南を向くと、オーロラ観望のチャンスになりそうです。 (c) NOAA/SWPC 、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星による、1653黒点群の拡大写真。 (c) SDO (NASA) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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