宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/ 1/10 12:23 更新 1654黒点群が大きな姿を見せています。太陽風は低速です。 担当 篠原 太陽東端の1654黒点群が、姿全体を現しています。 GOES衛星X線グラフの強度が一段高まっているのも、 この黒点群全体が現れた影響ではないでしょうか。 1654黒点群は、C2の小規模フレアを2回起こしています。 この後、どのような活動をするのか注目してください。 NOAA/SWPCの報告では、 Mクラスフレアの確率が40%に上がっています。 太陽風は、速度がゆっくりと330km/秒に下がっています。 磁場強度は4nTで安定しています。 穏やかな状態が続いています。 磁場の南北成分は、振れ幅は小さいですが南寄りに推移しています。 極域ではある程度のオーロラ活動が見られているのではないでしょうか。 AE指数のグラフは、200nTくらいの小さな変化が2回発生してます。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、 前周期はある程度の広がりがあった南半球のコロナホールは、 現在はかなり見にくくなっています(2枚目の写真を参照)。 影響が及び始めるのは3日後くらいからですが、 太陽風の変化はどの程度やって来るでしょうか。 太陽の東端の1654黒点群。SDO衛星による。 (c) SDO (NASA) SDO衛星AIA193による、27日前(2012年12月14日)と今日(2013年1月10日)の太陽コロナの比較。 (c) SDO (NASA) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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