宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:23)
昨日、C4.0の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/10 --- ---
1/ 9 20:15 C2.4
04:04 C4.0
1/ 8 16:17 C1.8

黒点  1/10 (NOAA)
磁場 フレア
1642 1 α ---
1644 1 α ---
1645 2 β ---
1648 3 α ---
1649 1 α ---
1650 7 β C1
1652 18 βγ C2
1653 2 β C1
1654 15 β C3
1655 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:17 329 -0.6
-2 h 332 -3.3
-4 h 338 +0.5
-6 h 338 -1.4
-8 h 339 -2.9
-10 h 342 -1.7
-12 h 342 -0.8

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 1 -/ -
-2 h 9 -/ -
-4 h 0 -/ -
-6 h -9 -/ -
-8 h 2 -/ -
-10 h 9 -/ -
-12 h 3 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^1
1/10 0.3 2x10^1
1/ 9 0.4 2x10^1
1/ 8 0.4 2x10^1
1/ 7 0.3 3x10^1
1/ 6 0.3 2x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
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衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2013/ 1/ 5 13:28 太陽の東端から黒点が現われ、現在12個の黒点群が見えています。
2013/ 1/ 6 11:50 太陽の黒点群が14個に増えています。M1.7のフレアが発生しました。
2013/ 1/ 7 14:40 1652黒点群が大きな姿を現しています。太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。
2013/ 1/ 8 10:30 太陽風は低速で磁気圏も静かです。C1程度のフレアが続いています。
2013/ 1/ 9 12:57 太陽の東端から大きな黒点が姿を現しています。太陽風は低速です。
最新のニュース

2013/ 1/10 12:23 更新
1654黒点群が大きな姿を見せています。太陽風は低速です。

担当 篠原

太陽東端の1654黒点群が、姿全体を現しています。
GOES衛星X線グラフの強度が一段高まっているのも、
この黒点群全体が現れた影響ではないでしょうか。

1654黒点群は、C2の小規模フレアを2回起こしています。
この後、どのような活動をするのか注目してください。
NOAA/SWPCの報告では、
Mクラスフレアの確率が40%に上がっています。


太陽風は、速度がゆっくりと330km/秒に下がっています。
磁場強度は4nTで安定しています。
穏やかな状態が続いています。

磁場の南北成分は、振れ幅は小さいですが南寄りに推移しています。
極域ではある程度のオーロラ活動が見られているのではないでしょうか。
AE指数のグラフは、200nTくらいの小さな変化が2回発生してます。


SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、
前周期はある程度の広がりがあった南半球のコロナホールは、
現在はかなり見にくくなっています(2枚目の写真を参照)。

影響が及び始めるのは3日後くらいからですが、
太陽風の変化はどの程度やって来るでしょうか。




太陽の東端の1654黒点群。SDO衛星による。
(c) SDO (NASA)


SDO衛星AIA193による、27日前(2012年12月14日)と今日(2013年1月10日)の太陽コロナの比較。
(c) SDO (NASA)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。