宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/ 1/ 9 12:57 更新 太陽の東端から大きな黒点が姿を現しています。太陽風は低速です。 担当 篠原 太陽の東端から、1654黒点群が大きな姿を現しています。 となりの1652黒点群とともに、拡大写真を紹介します。 今のところ活動は静かで、特にフレアは起こしていません。 フレアとしては、西の端に没した1640黒点群で発生した、 C4.0のフレアが目立っています。 太陽はあちこちに黒点が現われているので、 引き続き注目してください。 太陽風は、速度(ACEの黄色線)は350km/秒と低速の状態で安定し、 磁場強度(白線)も4〜5nTと平均的な強さが続いていて、穏やかです。 しかし、磁場の南北成分(赤線)は、図の後半から南寄りになり、 -3〜-4nTくらいに振れ続けています。 磁気圏への影響も現れていて、 AE指数のグラフでは、 300〜500nTの小規模の変化が2回ほど発生しています。 ノルウェーの全天カメラでも、オーロラの輝きが撮影されています。 このまま磁場の南寄りの傾向が続けば、 これからカナダやアラスカのカメラはチャンスになるでしょう。 昨日紹介した太陽の南半球のコロナホールは、 今日のSDO衛星AIA193ではほとんど見えなくなっています。 地球への影響は弱くなりそうです。 太陽の東端から現れた1654黒点群と、隣りの1652黒点群。SDO衛星による。 (c) SDO (NASA) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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