宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2013/ 1/ 8 10:30 更新 太陽風は低速で磁気圏も静かです。C1程度のフレアが続いています。 担当 篠原 太陽風は、速度350km/秒と低速の風が続いています。 磁場強度は、5nTから3nTへゆっくりと弱まっています。 太陽風磁場の南北成分は、ACEのグラフの前半は北寄りでしたが、 後半ではやや南寄りになっている様です。 磁気圏は静穏で、AE指数には小さな変化が見られる程度です。 磁場の南北成分がやや南寄りになっているので、 この傾向が続くと、 小規模のオーロラ活動が見られる様になるかもしれません。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、 北半球の中緯度域に横に延びたコロナホールがありますが、 今のところ、目立った影響はなさそうです。 一方、南東(左下)にもコロナホールがありますが、 こちらは、27日前と比べると規模が小さくなっています。 前周期の太陽風は、12月15日以降に 磁場強度や速度の高まりなどが見られたのですが、 コロナホールが小さくなったことで、 太陽風の変化も弱まるかもしれません。 太陽は、C1〜3程度の小規模フレアが数回発生しています。 西端の1640、1638群でもフレアが発生しています。 また、太陽の東端から新しい黒点が顔を出しました。 この後、どの様な姿を見せるでしょうか。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |