宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/ 1/ 5 13:28 更新 太陽の東端から黒点が現われ、現在12個の黒点群が見えています。 担当 篠原 太陽の黒点群のリストが、一気に12群に増えています。 昨日は1646黒点群まででしたが、 今日のリストは1651群までと5群も増えています。 増えたうちの3つの群は、 昨日のニュースの写真でも見えていました。 そして、南東から新しく2つの群が顔を出しています。 太陽面は更ににぎやかさを増しています。 1月1日以降の黒点の変化を動画にしました。 実質4日間の変化ですが、黒点が増えて行く様子をご覧ください。 これに伴って、GOES衛星のX線グラフも、 全体の強度が次第に上がっています。 X線写真を見ると、東端に明るい領域が目立ち、 北東の端の向こう側にも更に黒点群がありそうです。 フレアの活動も、C1前後と規模は小さいですが、 変化が目立ってきました。 現象としては、南東の1650黒点群でC1.2、C1.5、 北東の端でC2.3が記録されています。 東端付近の活動が目立っているので、 今後の変化にも注目してください。 太陽風は低速の状態が続いていますが、 昨日の夕方に、300km/秒から350km/秒へ速度が少し上昇しています。 磁場強度は、4nT付近で安定していますが、 磁場の南北成分は比較的北寄りに推移していて、 磁気圏は概ね静穏です。 AE指数のグラフは小さな変化が見られる程度です。 SDO衛星AIA193では、 太陽の北半球側に小さいコロナホールが2箇所見えています。 明後日以降に、これらの領域の影響で、 太陽風の小規模の強まりがやって来るかもしれません。 SDO衛星による、1月1日から5日にかけての太陽黒点の推移。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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