宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2013/ 1/ 1 13:58 更新 太陽はBクラスのフレアが発生しています。太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 明けましておめでとうございます。 2013年も宇宙天気ニュースをよろしくお願い致します。 宇宙天気は、静かに新しい年を迎えています。 太陽は、Cクラスに達するフレアの発生はありません。 可視光写真を見ると、中央付近の1640黒点群の規模が更に広がり、 Bクラスの小さなフレアを起こしています。 隣の1638黒点群と一緒に拡大写真を紹介します。 引き続き、今後の発達に注目してください。 また、東の端の南北から現われた黒点に、 1641黒点群(北)、1642黒点群(南)と番号が付きました。 1642黒点群もBクラスのフレアを起こしています。 太陽風は、昨日のニュース以降は速度が下がり続け、 現在は350km/秒と低速の風に戻っています。 磁場強度も、3nTに下がり弱まっています。 太陽風は穏やかです。 磁気圏の活動も静かです。 オーロラの活動度を表すAE指数のグラフは、全く変化していません。 これは、太陽風磁場の南北成分が 0nT付近で変化していることに関係しています。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真では、 コロナホールは特に見られません。 この後も、太陽風は低速の穏やかな状態が続きそうです。 27日周期の図で前周期の変化を見ると、 この期間はずっと300km/秒台前半の遅い風が続いています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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